野菜をもらう・・帰りは、「北の国から」の五郎さんの名シーンが・・
姉が育てた、野菜。なす、きゅうり、オクラ、人参、ネギの束、トマト。
枝豆、ゴーヤ。
最後に小さめのカボチャがゴロっと。
それと、自分で収穫した、ミョウガ。
帰り支度で、コープの中途半端な袋にネギは別として、ひとまとめにし、ザックに押し込む。最後は、潰れそうなトマトは、後入れ。で、足を使う。足を、ザックに突っ込んで、押し込むのだ。
更にザックを立てると、それでもカボチャ、トマトが入るゆとりが・・。
カボチャを入れながら、五郎さんをふと、思い出す。
「誠意とは・・」
五郎さん、5個の立派なカボチャを出す。セリフは忘れました。
最後まで、「北の国から」を見ておりませんでしたので。
あれは、名シーンだなあと。
夫の事故の時、自分流の家族葬では、納得しないに決まっている。
義姉が「どうしたらいいのか、わかりません・・」
で、ある事務所で、ある山岳会の事務所にて、義父、義兄、義姉と、その山岳会のチョーボスとで、静かなる話し合いが行われた。
その時、義父が差し出したものが、何やら立派な箱に入れられた風呂敷包み、私の想像としては、義父が根生込めて育てた、鞘付き黒豆ではなかろうかと・・。
その時の光景が今でも脳裏にくっきり焼き付いている。
自分もよくわからず、なんだかボヤーっとしてしまい。
夫の意図と相談する場所が違うようで。
結論的には、夫のやって欲しかったことを、やってくださった、それに合意された義父の決断がなかったら・・。
私は、あれだけ、罵られたので、それに普段、静寂を保っている人こそ、修羅場は、本音が出ることを学びました。
手に負えなかったんで、国際電話越しに、「あの〜、出発前に、主治医がぶっ倒れて、別の先生に代理診察してもらって、薬を処方されたのですよ。」
「申し訳ありませんが、主治医が心配で、お父様、一度病院に伺って、主治医の様子を見てきてくださるとありがたいのですが・・」
真面目、クソがつくほどの真面目な義父は、その頃通院していた病院に一人出向いたようです。すると、主治医は、1時間以上も時間をとってくださり、義父に、色々とお話をされたようです。何を話されたのかは、聞いておりません。
その後、義父は、怒りモードから、脱出し、罵ることをやめたようです。
「家族の病」というのに陥らせた、私は、今でも罪人だと思ってます。
誠意とは?
と、考えるのをやめて、帰路の電車で、やたら、お腹がすいてたまらない。
シャリバテ状態。そうだ、この野菜を詰め込んだザックの何処かに非常食のカロリメイトがあるはずと、カボチャを出して、ミョウガを出してまさぐり始めたが、ない!!
カボチャは、かっこ悪いが、もう少しで、通路にコロコロと転がりそうになるのを、必死で押さえた。
まあ、見られても、「カボチャは、カボチャにしか過ぎない」。
「カボチャ爆弾だったら、問題だけどなあ・・」と。
諦めて、下車駅をまつ。
(編集の手順を間違えて、「裏庭のトットちゃん」の「時代を先取りしすぎた家族葬」を参照してください。)裏庭のトットと、とっとは、同じ人間です。
事故が過酷すぎたので、断片断片を綴ってます。わかりにくいと思いますが、もう、一つ一つのことを切り離さないと、書くことできないのです。パズルです。
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