Let’s action ~アメリカ大統領就任式をみて感じたこと~
何事もなく大統領就任式が無事に執り行われましたね。
アメリカの第46代大統領に民主党のジョー・バイデン氏が就任しました。
世代交代。
といっても、
トランプ元大統領74歳
バイデン大統領78歳。
2人とも70代なんですね……
バイデンさんの78歳はアメリカ大統領として最高年齢だそう。
また、今回同時にカマラハリスさんも副大統領に就任されました。
カマラ副大統領は
「私は初めて副大統領になる女性かもしれないが、最後にはならない。今夜これを見ているすべてのちいさな女の子たちが、アメリカは可能性の国だと理解するからだ」
と演説されていました。
インド系の母親とジャマイカ系の父親を持ち、
検察官としての実績をあげ、自分自身の才覚で道を切り開いてきた方です。
生き方がかっこよくて憧れます。
アメリカで女性参政権が憲法で制定されてから101年。
自由と平等を目指すアメリカでさえ、つい100年より前の時代は、女性に投票権さえ与えられていなかったんですね。
そして女性が副大統領に就任するのに100年もかかっている。
女性大統領が誕生するのは、いつになるのでしょう?
一方、日本で女性に参政権が行使されたのは、アメリカから遅れること25年の1946年。
1946年当時の衆議院での女性比率は8.4%でしたが、なんと現在の日本の女性国会議員比率は10.2%で、この数字は193カ国中165位だそうです。
70年経ってますが、この程度の変化なんですね……
カマラハリス副大統領が以前演説で
民主主義というのは状況ではなく行動だ、
と語っていたのがとても印象的でした。
いま世界で謳われているSDGs(持続可能な開発目標)にあるジェンダー平等を実現しよう、も、その実現のもとにあるのは行動です。
理想を掲げ、目標を掲げる、だけではなく、
そこに具体的アクションがるあってはじめて
実現に向かって動き始める。
歴史的就任式を見ながら、
自分もやるべきことにきちんと向き合って行動しよう!と決めた、そんな時間でした。