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思い出②価値観の崩壊

こんにちは。
私の彼は現在
「あの世の住人」ですが、

しばらくの間は
生前の思い出を書いていきますね^^


初めましての方は
プロフィールから
お読みいただけると嬉しいです。

思い出その①出逢い
https://note.com/tomomi_sakatani/n/na22b344ff564


価値観の崩壊


ダーとの出会いの次の日。


お昼間、
お店の掃除をしていると
携帯がなりました。


私 「はい、もしもし」


ダー 「あ、俺。今どこ?何してるの?」


私 「昨日はありがとうございました。
  今、お店の掃除をしています。」


ダー 「じゃぁさ、終わったら〇〇に来て!」


私 「えぇ!(驚)
  今、わたしスッピンですし、
  急すぎるので
  無理かもしれませんーー(汗)」


ダー 「構わんよ。じゃ、待ってる。」


プー、プー、プー(電話切れる)


以下は、私の内部対話。笑。


「え?マジ?何これ?
強引すぎる・・

どうしよ・・
とにかく掃除を終わらせて
走って家に戻って、
眉とリップくらいは・・」


ほぼ、パニック状態で(笑)
バタバタと掃除を終わらせ、
呼ばれた場所に向かいました。



場所はホテルのラウンジバー。


その頃は、
欧米人が来崎した際に
宿泊していたホテルだったようで
オシャレな雰囲気のバーがありました。


もちろん、私は初めて。

イメージ図


身だしなみも
きちんと整えてないのに・・(涙)


ですが、
お客様をお待たせするわけにはいかないと
急ぎました。


私 「お待たせしてすみません・・」


ダー 「おぅッ^^ スッピンもいいやん。
   ま、乾杯しようか」


私 「乾杯ですか???
  まだ、平日のお昼間なんですけど。汗。
  今の時間から飲んだら
  夜の仕事に差し支えますので・・」



ダー 「大丈夫だ!って^^ 何がいい?」


 

「なんでこんなに強引なんだよぉーーー」

心の中では叫びながらも

「私のこれまでの価値観」


ボロボロ崩れる瞬間でもありました。


だってだって、
明るいうちからお酒を飲むなんて!!
普通、お酒は
夜、飲むものなんじゃないの〜?!


休日とかお正月とかならともかく、、、


そんなことを思いながらも・・・


私は
ニッコリ微笑んで

「じゃあ、お言葉に甘えていただきます♡」


調子のいい返事をしてしまった😱


そうです・・・


それからというもの
毎日のように電話があり、
呼び出されるようになりました(笑)


ある日は


ダー 「とも〜?(←私の名前)
   ゴルフショップ〇〇に来て!」



ショップに着いた途端。。。


ダー 「お前、ゴルフ道具、持ってる?」


私 「いえ、持ってません」


ダー 「OK、わかった。
  じゃあ、〇〇さん、
  このクラブセットと
  ウェアお願いね〜」


私 「え??」


ダー 「今週末、ラウンド行くぞ〜♪」


私 「ラウンドしたことないし、
  打ちっぱなしも数回しか・・汗」


ダー 「大丈夫だって!俺がいるから^^」


私 「あ、はい・・・」


ここでも
なんなの、この強引さ〜(T . T)
私もつい、「はい」って言ってしまった・・・


でも
なんだか嬉しい・・♡
複雑な女心(笑)


また、別の日には。

ダー「とも〜! 蟹食いに行くぞ〜」


私「長崎で蟹を食べるってどこですか??」


ダー 「博多に決まっとるやろ。笑。行くよ!」


え・・・(^_^;)

でもちょっと嬉しい♡


また別の日には。


ダー「沖縄に泳ぎにいくど〜」



私「え??
  私、仕事がありますけど、
  どうするんですか?」



ダー「俺からママに話す〜( ◠‿◠ )」


え・・・(^_^;)

でも、かなり嬉しい♡


沖縄で過ごした時。LVのスカーフとバッグ、Maxmaráのシルクシャンタンのセットアップ、すべてダーからの贈り物。



とにかく、ダーは
勝手に決めて
我が道をどんどん行く。笑。


そして、私とは
ライフスタイルも
金銭的な感覚も
インスピレーションも
本当に違いました。


それまでの私の価値観は
どんどん崩壊し、

「新たな世界」を
体験させてくれた人♡


私たちは、
すごいスピードで進展しました。


・・今、振り返ると

まるで
残されている時間が限られていると

知っていたかのように。



スピーディーに恋人関係になり、
そして
出会ってから
短い期間でしたが、
忘れられないような体験や、
濃い時間を
共有しました。


後にも先にも
こんな男性はこの人だけです。

私の「運命の輪」が
周り出した時でした。


しかし
自己肯定感低めだった私は

ダーの気持ちを
オープンハートで受け入れることは
なかなか難しかったんです。


もしかしたら、
彼が生きていた頃には
受け取れてなかったのかもしれないなぁと

この記事を書きながら
思いました。


次の記事では、
彼からもらった「印象的な言葉」を
書きますね。


最後までお読みいただき
ありがとうございました❤️


続く♡

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