人生が、私を旅に連れ出してくれた
「#想像していなかった未来」という株式会社マイナビとnoteで開催するコンテストのタグが目に留まったので。
自他共に認める、ラッキーで幸せな人生
「あなた、すごくラッキーですね!」
先週、子連れ旅コミュニティで出会った人に言われた言葉。
私もそう思う。
まさか自分がこんなにもラッキーで幸せな人生を送れるなんて、全く想像していなかった。
就職と共に封印した、旅への思い
小さな頃、TV番組「世界ウルルン滞在記」が大好きだった。タレントが世界各国でホームステイをする旅番組。異国の文化や景色を、私もたくさん見に行きたいと思っていた。
「長期で海外旅行に行けるのは大学生の間だけだよ」と、周囲の大人に言われていたこともあり、10カ国ほど旅をした。バイトで貯めたお金はほぼ旅に使った。
卒業後はお堅目の会社に就職し、“普通の”人生を歩むことにした。
見知らぬ地への憧れは尽きないけれども、自ら単身で海外に飛び出すほどの根性があるわけではなかった。英語は得意でもないし、ビビりだし。
次に長期で海外旅行ができるのは、新婚旅行かなあ。
子どもが出来たら、海外旅行も気軽に出来ないんだろうなあ。
定年後、金銭と体力に余裕があればまた海外旅行出来るかな。
ただの会社員がいっぱい海外に行くなんて無理だ。旅への思いは封印しよう。
独身で彼氏もいない中、そんな未来をぼんやり想像していた。
安定した会社を辞めて、海外に出るほどの勇気も情熱も無い。
自分の人生、そんなもんだろうと思っていた。
でも、全然違った。
私が“出来ない”と諦めていた理想の未来が、ついそこまでやってきている。
旅に必要なものが引き寄せられてきた
24年11月末から3週間のヨーロッパ周遊を予定している。主人と、生後4ヶ月の息子の家族3人で。
半年前までは想像もしていなかった、夢みたいな話だ。
主人と出会い結婚し、新婚旅行で訪れたギリシャが衝撃的に素敵だった。
その後、妊娠中に子連れ旅コミュニティに出会って、育休中に海外旅行をしたい思った。子どもがいても、やりたいことは全部やりたい。
自由に予定を決めて、ゆっくり好きなだけ旅行がしたい。新しい世界をたくさん見たい。
そんな夢を抱き始めた頃、主人にパリ出張の話が舞い込んできた。パリで2日間仕事をすれば、前後は好きにして良いと。
主人と話をするうちにどんどん計画が大きくなって、5カ国をめぐるヨーロッパ周遊旅になったのだ。
主人はフリーランスで休みは自分で決められる。英語はネイティブ、左ハンドルのMT車も運転出来て、旅の計画を練るのも上手い。
つまり主人のおかげで、海外旅行の自由度がかなり高くなる。
こんな伴侶に出会えたことが、冒頭の「とてもラッキー」と言われた所以である。私も心からそう思う。一人では絶対に叶えられなかった。私はスーパーラッキーだ。
人生が、私を旅に連れ出してくれた
独身時代に半ば諦めていた海外旅行のチャンスは、予想よりも早い段階で実現した。しかも、自由度がグンと上がる最高のボーナス(主人)までついて。
ただただ「もっとたくさん世界が見たい」と思っていただけなのに。
旅をしなさい、小さな頃に好きだったことをやりなさいと言われているような、不思議な流れに乗っている感覚がある。人生が、私を旅に連れ出してくれたのだと思っている。
私の想像していなかった未来は、今始まったばかり。
そしてこれからもっともっと、今想像している以上に素晴らしい未来になると信じている。何が起きるか、とっても楽しみだ。
この文章を、10年後の私への置き手紙として書き留めておくことにする。
自分の力を信じて、これからもいっぱい人生を楽しんで!
**最後までお読み頂き、ありがとうございます**
「育休中に海外旅行」をテーマに執筆しています。
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