こじらせ続けてきたこれまでと、80歳の夢
20歳の頃に友達に連れられて行った占い師さんの言葉がずっと印象に残っています
「お金も異性も出入りが激しい」
占い師のおばちゃんが言うには
お金も男性もたくさん入ってくる分、出ていく分も多くて貯まらない。留まらない。
特に男の人は悪い人も入ってきやすいから、出会いがあったら、携帯番号聞く前に生年月日を聞いておばちゃんのところにおいで
文字にすると勧誘か営業トークみたいだけれど、
当時、大好きで憧れの友人からの紹介ということもあり、そのおばちゃんが真摯に話してくれたことがドンピシャだったこともあり、一気に間に受けて、すっかり信じたわたしは、
結婚するまで、おばちゃんのところに何度も通いました
当時、コンパや飲み会、結婚式真っ盛りで、友達の友達はみんな友達、みたいに出会いも多く、
この人は!今度こそ!という人に出会うたび、おばちゃんのところに通い、毎回5人くらいの生年月日を持ち込んで、見てもらう日々
自分に見る目がないなら、プロに確認してもらおうという発想
本命の人が他の人と比べてどうなのか、
出会った人の中にもしかしたらピカイチの相性の人がいるかも、という下心で毎回複数人の生年月日を持参
なぜ、こんなにもおばちゃんを信じて頼ったのか
おばちゃんが占ってくれたその内容を希望に、
それを真実にすると決意したことがあったからかもしれません
40歳過ぎたら上手くいくよ
初めて行った日、占い師のおばちゃんが言ってくれたことを、ずっと信じている
30代までは苦労するかもしれない、でも40超えたら良くなるよ、いいことしかない
40歳は遥か先の未来のことだと思っていたのに、あっという間にすぐそこまで迫ってきました
当時から思っていることは
苦労というほど苦労しているか、と言われたらわからない <40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持つ> と言うこともあるし、せっかくなら、抜群の40歳を迎えたい
確実に着実に良き40代を迎えられるように。
良い余生を迎えられるように、仕事も何事も頑張りたい、経験値を増やして選択肢を最大化できるように頑張れば、人生上手くいくはずだ、と朝から晩までオフィスの住人みたいにがむしゃらに働いて、自分なり努力して向き合っていた頃でした
この努力は報われるのだという希望的観測。
一方で恋愛は、付き合っても浮気されたり音信不通になったり、自分が浮気相手だとわかって付き合っていたり、ふられてばかりだし、上手くいかないことばかり
思い返せば、そんな人や状況を自ら選んでいたんだけれど、うっかりいつもすぐに好きになってはふられ、
本当はその度に傷ついていたのに、
これくらいのことでは傷つかない、大したことない、それでも刺激がないよりはあるほうがいいと、と自分を無視するような選択ばかりしてきたかもしれません。
33歳で結婚
32歳で夫と出会ってすぐに結婚。
独身時代、顔も性格もゴリラみたいな人がタイプで、
尽くしてはフラれ、自ら失敗に飛び込むような恋愛ばかりしていたけれど、夫は初めての<THE・優男>
昔から、チャーミーグリーンのCM、おじいちゃんとおばあちゃんがお揃いのオーバーオールでスキップしている仲の良さに憧れていて、夫婦になるならこうなりたい、適齢期に結婚して万一離婚するくらいなら、80歳で新婚で仲良くスキップしていたい、そう思っていました。
当時のオーバーオールでスキップしていたバージョンのCMが出てこない(涙)
この人とならそんな老後が夢じゃないかも。
そう思って結婚したらば、
長男産後、俗に言う 産後クライシス みたいな状態が長く、脳内離婚状態。
断乳後に緩和しても、ただの同居人のような、会話といえば用件のみ、の状態が続いていました
2歳差で次男も生まれて、家族は健康、仕事もまぁ充実している。幸せかどうかでいうと、これで幸せだと思わなくてはバチがあたるかもしれない
幸せかと聞かれたら幸せだと答えるけれど
なんとなく消失感や、不完全燃焼感、このまま歳を重ねていくのかな、という不安、時折、心が風邪を引いたみたいに悲しくなって、いなくなりたくなるような感じがあったし、誰にも言ったことはないけど口癖は長年「死にたい」でした
冷静に書いてみると、
チャーミーグリーンに憧れてるのに、ゴリゴリのゴリラ好きだったり、
40歳を幸せに迎えたいのに口癖は死にたいだったり。
理想の状態から真逆の言動を選択するもんだから、感情がとっ散らかってそりゃ自爆するよなと納得してしまう
あと2年に迫った40歳をどう迎えるか
いくら40歳からの運勢が良いにしても、幸せは降って湧いてくるもんじゃないし、お天道様は見ている
いいことしかない、なんてことがないのはもうわかっているけれど、何が起きてもへこたれない、大丈夫、と逆境も泣いたり笑ったり踏ん張ったりして楽しめる人生を歩みたい
どうやって40歳を迎えよう、このままじゃ嫌だ、いよいよ本腰入れて人生と向き合おう、行動しよう、
もっと頑張りたいし、一度きりの人生を生ききりたい、そう思ったのが37歳
いろいろ学んで見て、わかったことは
学ぶだけじゃ変わらない
環境を変えても受け身じゃ変わらない
自分にしか自分を変えられない
自分のことも関わる大切な人たちのことも、丁寧に大切に育めるように変わりたい
未来ばかり夢見て、今を大切にしないとどうにもならない
過去に起きたこと、今目の前に起きていることが、全て自ら選択してきた結果だったとしたら
これから起こることを、自作自演でいくらでも人生デザインをしていけるとしたら
どう40歳を迎えるのが自分にとって最も理想的なのか、
全部自分で決めていけること
誰に聞いてもわからないこと
自ら今ある幸せを壊すような <言葉・感情・行動> を選択するクセをやめて、変わりたい
80歳の夢
夢は、チャーミーグリーンな80歳になって、夫と仲良く、人に囲まれるおばあちゃんになること
ポカポカと陽当たりの良い庭で、ドーン大きな寸胴鍋に、たっぷりの野菜と、お出汁のきいた抜群に美味しい豚汁を焚き火で炊いて、
それがあっという間にペロリとなくなるくらいの、大勢の家族みたいな仲間たちに振る舞いたい
身体に染み渡るように豊かで贅沢な自然の味を、同じ釜の飯を食べて、一緒に笑って、それぞれの人生をめいいっぱい楽しんで生きていく
人々の活力となる源泉が湧き出るような、穏やかに安心できる、土台となる場所になりたい
まずは、抜群の40歳を迎えるように、生きたい人生を生きていく
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