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依存症家族の苦しみ。依存症と共依存。誰かの幸せが私の幸せ。あなたの幸せは、何ですか?
こんばんは。
私は元アルコール依存症の夫と
ふたりの子どもたちと暮らしています。
今では平和な我が家ですが、
4〜5年前までは地獄のような毎日でした。
アルコール依存症の当事者と
共に生活していた私からみても
当事者はもちろんつらいと思いますが😅
家族のつらさも相当なものです。
比べることはできませんが😅
「なんとかしてあげたい」
「私がなんとかしなければ」
「子どものためにも、私さえ我慢すれば」
・・・
依存症のパートナーは
ほぼほぼみんな、「共依存」という状態です。
「共依存」のひとにとっては
誰かの役に立つことが
自分の生きる目的で
それ以外の生き方を知らない。
当時の私は
「自分を大切にするって何?」
って
本気で思っていました。
私の喜びは
家族の笑顔。
家族の幸せ。
共依存の人たちは
本気で自分以外の誰かの幸せを
一番に考えて(いると思い込んで)行動しているのです。
当時、相談していた方に
「あなたはどうなりたい?」
と聞かれて
「家族が笑っている状態になりたい」
と答えました。
へんな文章ですが😅
共依存の人は
主語が他人なのです。
・・・
でも実は、
この行動こそが
「誰かの役に立つ自分でいたい」
という「自分のため」の行動そのものなのです。
自分でも気づかない
自分の心の奥の願いを
他人のチカラで叶えるために
自分を必要とするダメな人を
近くに置いているのです。
裏を返すと
依存症であるパートナーが
共依存である私たちの願いを叶えてくれているのです。
これに気づいたとき
私は、飲んだくれの失禁嘘つきクソ夫への感謝が溢れて
涙が止まりませんでした。
自分の幸せ感のために
家族を利用していたのです。
自分の不幸せを
家族のせいにしていたのです。
私は、
ダメな夫を利用しなくても、
自分で自分の生きがいをもてる人間になる必要がある。
自分を主語にしてものを考え
自分を人生の主人公にして
生きていかないといけないんだ
それが結果的に
家族の本当の笑顔につながるんだと
気づかせてもらいました。
・・・
今、つらい状態にいるあなた。
あなたは、どうなりたいですか?
あなたの幸せは、
何ですか?