タタソールズ金杯 2022
日本の金杯とは違いアイルランドの中距離重要レースの一つ。
モンジューやオペラハウスといった馬が勝利馬に名を連ねるが、近年はマジカルやソーユーシンクの連覇、アルカジームの2勝が目を引く。
トレーナーはまぁ当然っちゃ当然だがエイダン・オブライエンがダントツ。
騎手は今年ノリノリまさのりのジェームズ・ドイルがアルカジームとノーブルミッション(ご存知フランケル全弟)で三連覇している。
今年はなかなかの好メンバーがエントリーしている。
スクラッチもあるだろうが、それなりの好カードを期待したい。
ロードノース
実績的に人気になるだろうが、馬場状態とカラとの相性といった点がどうかといったところ。無理をして出す感じでもない馬なのでスクラッチはありえそうである。
ステートオブレスト
ロードノースと人気を二分するだろう。
しばらく条件戦をうろついてたが本格化後は米・豪・仏でGI3連勝。
カラのマイルリステッドでは負けているが、今回は距離もちょうど良い感じだろう。
アレンカー
インターナショナルSやパリ大賞では惜しいレースをしていたが凱旋門賞やシーマクラシックでは惨敗。どうもGIの壁があるタイプの馬だが壁を破れるか?
父はトルカータタッソと同じドイツの名種牡馬アドラーフルーク。母父も同じくドイツの名種牡馬アレイオンで母系はなんとディープと同じウインドインハーヘアとかなりのドイツエリート血統。
ヘルヴィックドリーム
去年の勝ち馬。
去年の勝利が唯一のGI勝利だがコース実績はある。
一叩きされて良くなっているかもしれないが、このメンバー相手ではせいぜいヒモが限界か。
ベアストーリー
重賞善戦マン。
ポリッシュネイビーにガリレオにコディアックとノーザンダンサー系3代重ね。
世界的に波乱の多い今年のGI、穴党としてはこの辺が狙い目なのかな。
ブルーム
一応前回の2着馬でジャパンカップ大敗以来の出走。
実績はあれどGIだと勝ちきれないレースが多く、年齢的な上澄みは厳しい・・・どころか劣化がどれだけ抑えられているかが焦点になりそう。
マックスウィニー
3歳時は個人的に期待していたが、愛2000ギニー以降イマイチな残念馬。
一応チャンピオンSで3着に来ている当たり望みは持てなくもないが、間隔も開いてるし本命に据えるには厳しい感。