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生の短さについて 他2篇

読んだ本の紹介

紹介文
生は浪費すれば短いが,活用すれば十分に長いと説く『生の短さについて』.心の平静を得るためにはどうすればよいかを説く『心の平静について』.快楽ではなく徳こそが善であり,幸福のための必要十分条件だと説く『幸福な生について』.実践を重んじるセネカ(前4頃―後65)の倫理学の特徴が最もよく出ている代表作3篇を収録.(新訳)

岩波書店

原初を書いたのはセネカ。2000年前のローマに活躍した哲学者で政治家でもある。セネカはストア学派の哲学者で劇作家、そしてローマ皇帝とも関わり、栄華を極めた政治家だった。非常に弁論に優れ、それがために皇帝に嫉妬されて、殺されかけたこともあったという。様々な切り口から「生き方」について考え、言葉として残した。

本書は訳が難解な部分もあるので、読みやす下記の訳の本でも読むのも良いと思います。

学び

・人生を短くしているのは自分自身。時間を有効に使えば人生は十分に長い。しかし贅沢、惰性、酒、ギャンブル。何でもそうだが本当に有効に時間を使わないと、無駄に人生を生きてあっという間に死んでしまう。

・自分の人生を生きるには人に時間を与えてはいけない。今日が最後の日だと思いながら時間を使う。これは色々な偉人が言ってきた言葉で、特にスティーブ・ジョブズもこれを大事にしてきた。もし「今日が人生最後の日なら、自分は何をするだろうか?」。毎日、毎時間、この1秒を問い続ける必要がある。

・他人と自分を比べて心が揺らぐことがあるだろう。金、地位、名誉。人と比べればキリがない。そんなことは気にせず自分のできることを確実におこなう。仕事や本来やるべきことに集中する。それでも心が安定しない時には休んで、またやり始めれば良い。

最近、人生についてとか残りの時間について考える時間が増えた。まだ36歳なんだけどこの思考はどこからくるのだろう?
毎日、自分なりに忙しく・一生懸命生きているが何か足りないのか?
本を読むと今の自分と壁打ち・自問自答できてすごく良い。
答えは出てないけど思考することに意味があるのだろう。

明日が人生最後の日なら、自分は何をするだろう?
きっと朝note書いて、筋トレして、宇ち多゛で働くのだろう。
これに疑問をもったらどれか辞めるかもしれない。

フルスイング!!

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