PBP2023備忘録 Part2
今回は装備関連について書いてみます。
機材
Madoneは輪行に不安がある&DHバーが専用品しかないため、Caledonia5を選択した。構成は以下の通り。
フレーム : Cervelo Caledonia5
コンポーネント : Ultegra 8100 12sp Di2
ギア : Fr 52-36、Rr 11-34
ホイール : Ultegra WH-R8170 C36
タイヤ : GP5000S TR 30c
DHバー : Ridefarr エアロボルトオンLサイズ+アームレスト
ペダル : SPD
Caledoniaはオールロードモデルではあるが剛性が高く、エアロ効果もある万能モデル。何より太いタイヤが入る。(34cまで) コンポは、1000km時のシフト操作による手の疲れ軽減のためDi2を、駆動抵抗低減をを考慮してFrはミドル、Rrは激坂対応としてワイドスプロケを選択。この構成により、PBPでは緩やかなアップダウンの大半はアウターで踏み抜くことができた。30cのタイヤは乗り心地を意識した選択だったがそれ以上にグリップの高さ、特にハイスピードの下りで安心感につながる。欧米人のハイスピードダウンヒルにも余裕でついていくことができた。そしてGP5000ブランドの耐久性は折り紙付き。DHバーは重量増を嫌い、軽量だがコンパクト過ぎないモデルを選択。効果は絶大。巡航時のみならず下りでも積極的に使い、スピードアップを実現した。ペダルは歩行性を重視し、SPDを使用。通常のツーリングで有用性は認識している。アクセサリー関係
Frライト : Cateye Volt800 Neo(メイン)、Olight RN1500(サブ)
Rrライト : Cateye Tight & Omni5
サイコン : Garmin Edge530
シートバッグ : Ortlieb シートバッグL
トップチューブバッグ : Bontrager
モバイルバッテリー : 20000mAh、10000mAh、5000mAh
ウォッチ : Garmin Instinct Dualpower
ライト類は安心のCateyeで揃え、下りはRN1500で補強。他国からの参加者もRrライトのCateyeシェアは高く、トヨタ以上のグローバル企業と感じた。サイコンはシングルだが、ステムにiPhoneを装着して情報を補完。心拍はガーミンウォッチで手首からセンシング。太陽光で発電できるので、電源の心配無し。トップチューブには補給食、サプリ、バッテリー関係を入れ、他は全て大型のサドルバッグに収納。フロントバッグ等は空気抵抗増を嫌い使わず。モバイルバッテリーは多過ぎた。ドロップバッグ使うにしても20000mAhはハンドリングが悪い。10000mAh複数持って入れ替えていく形がベターだ。ウェア
気温10ー30℃に対応できる構成とした。半袖ジャージとビブショーツの構成で、インナーにワークマンのコンプレッションロングスリーブとレッグカバー。これを基本に寒い場合はモンベルの薄手のボディウォーマー、レインウェア兼用のウィンドブレーカーとOGKの薄手長指グローブ、ネックウォーマーで対応することとし、念の為にPolatec alphaのベストも準備した。結果的には反射ベストだけで朝方の低温に対応できたため、寒冷時装備は一切使うことはなかった。寒くてもAlphaのベストはやり過ぎ、小物類での調整が良いだろう。
雨具はレインジャケット(兼ウィンドブレーカー)として7meshのRevelation JKT、レインパンツはモンベル バーサライトサイクルパンツ、グローブはテムレス、レインシューズカバーまで用意したが、幸運にも使用する場面には遭遇せず。
ウェアは3セット用意し、往復のLOUDEACで交換。往路はSAINT-NICOLASで仮眠したのでウェアを持って走ったが、無駄な重量なのでシャワーとのタイミングずらしても着替えはLOUDEACで済ましておくべきだった。ウィンドブレーカーは積極的に使えるように、雨具と別にモンベル ウルトラライトウインドバイカーを持っていくと良さそう。寒い場合、ジャケット重ね着できる。補給食、サプリ等
羊羹と葛餅を10本ずつ持参したが、多過ぎ。羊羹10本で充分で、あとはPCや私設エイドで補給できる。VAAMとBCAA顆粒は10本ずつ持参し消費。野菜不足との情報いただきマルチビタミンサプリを、念為胃薬と風邪薬、痛み止めを持参。サプリは毎日摂取。3日目以降胃がやられ気味の時間帯があったので、胃薬持参はお勧め。
発酵食品の有効性を期待しフリーズドライの味噌汁を持参したが、暑い気温で飲む気起きずヨーグルトで代替。次回参加するなら、葛餅、味噌汁は持参しないで軽量化したい。保温ベストはドロップバッグに入れとく程度かな。その他持参物
アルコールフリーの除菌ティッシュとおしり拭きを持参。小ぶりの10枚入り程度を複数持参&ドロップバッグに仕込むのが良い。食事時だけでなく、コンタクト使用者なので付け外しの際重宝した。シャワー利用の際石鹸がないとイヤなので、ビオレ全身シャンプーを小容器に入れて持参。ボディソープあるとこもあったが、ないとこもあったので有効だった。シャモアクリームは小分け容器に移し替えて持参&ドロップバッグ。因みにMuc-offのものを使用。あと歯磨きセット!仮眠前のリフレッシュに有効なので、ぜひ持とう。私は機内でもらったものを持って行きました。
なおPC/WPのトイレはVILLAINES-la-JUHELの仮眠施設横の多目的トイレがbest。綺麗で清潔だし別途手洗いもあり紙も充実して言う事なし。同行者も同意見であった。