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【DIY高断熱の家への道】人と作業すると、力は2倍以上になる #0098
久しぶりに、家の話です。
現在、ハーフセルフビルドの家を作っています↓
最近の進捗と、最近ヘルプに入ってもらう人を増やしたことによって、人とやるとこんな良さがあったよ!(今さら)ということを書いてみようと思う次第です。
自分の中で、自分自身ここを改善するともっと良くなるよなーと思うことの一つに、「人の力を借りる」と言うことがあります。何しろ、何でもひとりでやりがちなので、人の力をうまく使うことが必要だよなーと思うのです。
中学生Rくんに手伝ってもらって、大きく進んだ
この3月4月は、天井に断熱を入れる作業を進めています。
暑くなると、上の方の作業がキツくなっていくので、春の間に終わらせてしまいたい範囲です。
んで、高いところの作業は、自分ひとりだとなかなか厳しいので、何回か人にヘルプに入ってもらったわけです。やはり人に入ってもらうのは良いですな。
特に、知り合いの中学生Rくんには3回くらい入ってもらいました。(彼は以前わたくしが英語を教えていた子でもあります)
春休みの中学生ということで、時間と体力を有り余らせているというとても貴重な人材。時間があって体力があるということの価値を、今になって実感しますな。
現場には時計ストーブがあるので、そこで温めた手作りカレーを振る舞うことを報酬としました。
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人に来てもらいやすくするためにどうする!?
わたくしは何しろ野良犬タイプなので、人と何かをすることをあまりしないのですが、今回のように人に来てもらうとなると、とにかく理解してもらえるように指示出しをしなくてはならない。
わかりやすく指示が出しやすく、暇になって手が余ったりしない現場作業が良いかなーーと思っていたところに、春の間に仕上げたいピッタリの作業があったわけですな。
今作っている家は「DIYで高断熱!」をモットーにしているため、高気密な断熱材をカットして敷き詰めていく、という途方もなく面倒かつ手のかかるミッションがあるわけです。
そのため、600*900のブロック状の断熱材を切ってみっちり天井にはめていく、という作業が必要になり、こりゃ人手が必要だ、となっていたわけで、うってつけだったわけです。
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厚さ100でサイズ600*900の断熱材(80kg/㎥)を切ってはめていきます
DIYを手伝ってもらうときに肝要なのは、「単純」で「量が多く」かつ「楽しい」作業です。複雑な作業は指示だしが難しくて結果材料を無駄にしてしまうし、作業量が少ないとすぐに終わってしまう、楽しくないとまた来てもらえない、ということになってしまうわけです。
なので、今回の作業は比較的単純で、量が異常に多く、天井足場に乗る楽しさがあって良いかなーーと思ったわけです。
人と作業をすると、力は2倍以上になる
実際切る作業をR君やわたくしのパートナー(別日に来てもらった)に依頼。
どこに入れるから、どのサイズがいくつ必要か、どうやって切るかを伝えて切ってもらう。その間、わたくしは天井裏に入る電気配線をやってしまう。
んで、そこに切った断熱材を二人ではめていくわけです。
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この「二人ではめる」作業はいつも一人でやっているので、片方を持っていてくれるだけで断然作業スピードが上がる。そもそも、断熱材を足場板の上に乗せるだけでも、どえらい苦労するので、上で受け取ってくれるだけで作業効率は2.5倍ほどになった感覚です。
昔、長野の家具屋で仕事をしていた時、そこの社長に「人と作業をすると力は2倍以上になる」ということを言われたのですが、それは本当にその通りだなーと実感するわけです。とにかく作業量が断然違う!というのが人とやる良さのひとつですな。
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やる気スイッチになる
もうひとつ、2人以上でやることの良さは、「やる気スイッチになる」ということなんですな。
1人でやっていると、先の見えない作業に始める前からげんなりして、自分を奮い立たせるのが大変だったりもするのですが、他に人がいると「なんか進んでるぞ!」と前向きな気持ちになれるのです。(今さらかい)
これは庭の仕事でも共通なのですが、ちょっとしたアルバイトやお手伝いだけでも良いので人に入ってもらえると、作業のスタートが早くなります。それは道具の出し入れがラクになる、という物理的なメリットもあるのですが、一緒にやるとなるとメンタル的に張り切る感じになりますな。
今回、R君は中学生ということもあって、こちらから言ったことをやってもらいやすい、ということもあったのですが、実に作業がスムーズに進んでやる気感アガるわーーと思った次第ですよ。
ワークショップスタイルの参加を増やしたい
楽しかったのか、R君はその後も春休み中は何度も来てくれましたし、わたくしのパートナーに参加してもらったりもしたので、いい感じでしたね。
インスタで、他にもやりたい!と手を挙げてくれる人たちがいたのですが、今回はなかなか日程が合わなかったので、また別でやりたいな、と思っている次第です。
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告知すると興味ある人は手を挙げてくれますからな。これはありがたい限りです!
自分自身が春先は庭の仕事が多いので、少し落ち着いたらワークショップ形式にして、参加者を増やしたいですねー。
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引き続きの断熱材作業、天井張り、外壁張り、壁と床張りあたりはワークショップ化しても楽しそうなので、次々募集をしたいところです。秋口にはカーポート建てもできると良いなーと思っております。
今後も楽しみですな!
ではでは!