遅かれ早かれ

遅かれ早かれ

腹におさめたはずのものだから

消化したものではなかったから

あの日

あのタイミングで

出てきた。

出会った頃に

私の知らないところで

どんどん話が進み

土地や家を買うのは

ただ付き合うとはレベルの違うこと。

それを知らない相手で

面識のない親が

率先して決めているということに

私なりに腹がたった。

それでも

片親だし…

お金の援助もできないし…

とどこかであきらめた。

それがいけなかった。

いや、ちょっと待って

私にはなんの相談もないの?

と言えばよかった。

私は立派に息子を育てたのだから。

友人にそれを言われた。

堂々としておかないと息子が可哀想やでと。

まったくその通り。

遅かれ早かれ

嫌われるのなら

その段階で言っておけば良かったと。

ここまで息子を傷つけずに済んだかもしれない。

そこまでワガママ言わせずに済んだかもしれない。

いつもなぜか相手側が持っていく。

違う。

頼らないかもしれないけど

やっぱり私がしっかりすればよかったと。

今思えばそこが最大のミスだったかも。

しかし、時間は戻せない。

ここからは堂々として生きる。

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