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【どうやったら調香がうまくなるのか】
ここ数年、アロマブレンドは業界の中での人気のカテゴリーであると思います。
私が代表理事を務める一般社団法人プラスアロマ協会でも、香りのブレンドができるようになりたい、とアロマ調香デザイン講座を受講してくださる方がとても増えています。
受講生は
①アロマの資格はすでにいろいろお持ちで、レッスンのメニューに香水レッスンを加えたいという方や、セラピストとしてアロマトリートメントをしていたけれどやっ
5 signature scents ローンチイベント①
2023.6.21夏至 京都 両足院
TOMOKO SAITO AROMATIQUE STUDIO
リブランドローンチイベント「5 signature scents」。
私の原点の京都。
建仁寺塔頭、両足院をお借りして一年で1番日が長い夏至に開催したこのイベントのレポをお届けしたいと思います。
今回のインスタレーションでは、私の香りづくりのメソッド、アロマ調香デザイン®︎を使った、香りの世界
2つの顔をもつこと_②
梅雨の季節、大きな節目のイベントを控え、何となく忙しさが漂う月曜日。
前回、アロマ調香デザイン®︎スクールの講師としての一面を少しお話しさせていただきましたが、今日はもうひとつの顔の話をさせていただきたいなと思います。
ゆるりとお付き合いください。
先日、東京青山で開催中の展示会に足を運びました。そこには50名近くのクリエイターやデザイナーの方々が作り出した素晴らしい作品やプロダクトがズラリと
le bois_木のこと。決意とともに。
京都の家に漂うお香で香りが好き、と思いました。
大学生のときにアロマのお店でベルガモットの精油を嗅いだとき、アロマってなんかすごい、と思いました。
そして植物の香りと私たち人の身体や心、その関わりに興味を持ちました。
その後お香やハーブ、クレイなどいろいろな香りや自然療法と呼ばれるものを学んでみました。
ただ資格を取っただけのものもあるし、仕事に繋がっていることもあります。
でも学んで無駄
2つの顔を持つこと_その①
私には、アロマ調香デザイン®︎を教える先生の仕事と、香りをつくるアロマ調香デザイナー®︎としての仕事があります。
どちらかしかご存知ない方もいらっしゃると思いますし、両方の私とお会いしている方もいらっしゃると思います。
この春はいろいろと節目だということもあって、自分の立ち位置確認をしてみたいなと思っています。
今日はまず①の「アロマ調香デザイン®︎を教える先生」
としての齋藤智子の話からお付
4/13・暮らしの図鑑「香りの作法」発刊です!
新刊、暮らしの図鑑「香りの作法」(翔泳社)がいよいよ今週4/13に発刊されます。
今日は久しぶりすぎるnoteですが、少し本のお知らせをさせていただきますね。
さて、今回の本は、この本は、暮らしの図鑑という大人気シリーズの初の香りの本。
オールカラー、写真やイラストレーターさんもとてもニュアンスがある素敵なイラストを描いてくださっています。
なんだか味があるいい雰囲気の本。嬉しいな。
翔泳社
アロマ調香デザイン®︎のこと
「アロマ調香デザインの教科書」(BABジャパン出版)
という本を出版させていただいたのが𝟤𝟢𝟣𝟫年の𝟣𝟤月。
その冒頭で触れているのが、香りの原点のこと。
白檀(𝗌𝖺𝗇𝖽𝖺𝗅𝗐𝗈𝗈𝖽)の香りを嗅ぐと、一瞬でよみがえるのが、あのじわっとこもる夏の暑さ、お寺の鳩の鳴き声、古い家の黒い木の階段。
京都の家の香りの記憶は大切な思い出としていつでも取り出せるもの。
皆さん
香十徳 私の香りづくり
感格鬼神 感覚が研ぎ澄まされる
清淨心身 身も心も清らかにする
能除汚穢 よく穢れを取り除く
能覺睡眠 眠気を覚ます
静中成友 静けさの中に安らぎを得る
塵裏偸間 忙しいときにも心を和ませる
多而不厭 多くあっても邪魔にならない
寡而為足 少なくても十分香りを放つ
久蔵不朽 年月保存していても朽ちない
常用無障 常用しても無害
何かの本で読んで
ときどき見返す大切にしている言
【365日のアロマ】オレンジ
今日もいいお天気。
太陽みたいにあったかい
子どもたちも大好きな香りをご紹介。
✔︎Sweet orange
スイートオレンジ、オレンジスイート。
呼び名は違ってもどちらも同じです。
学名で言うと、Citrus sinensis。
キトィルスシネンシス、ラテン語です。
主な芳香成分としては
聞いたことあるかな、リモネンや、ミルセンなど。
働きとしてはリラックス、
香りをデザインすること。
私はアロマのエッセンシャルオイル、つまり天然精油を使って香りをつくる、という仕事をしています。
調香師(パフューマー)ですね。
天然香料、さらに言えば植物から抽出した芳香成分だけを使って香りを作ります。
海外ブランドのパフュームをつくる著名な調香師=パフューマーの仕事がありますが、彼らは天然香料だけでなく、合成香料、調合香料など、科学の力で作った香りも使うので、そこが大きな違いのひとつだと思い
天然のディフューザー
アトリエでは
こんなアロマディフューザーを使っています。
木村硝子店のyassaiというガラスの器に
べっこう飴のような秘密の素材を入れて
香りをたらすと、ほのかに香り立つ
天然のアロマディフューザー。
ちょっとした見せ方で
香りもこんなにぐっとシックな雰囲気に。
私にとってアロマは欠かせないもの。
いつもまわりにあるもの。
でも姿が見えなくても、存在感は確かにあるもの。
あってらいいな、
【365日のアロマ】香りで旅する
なかなか自由に旅行に行けない今、
アロマにできる楽しいことはなんだろうと考えて浮かんだのが
香りで旅する こと。
「旅の香りにまつわる思い出」
「これから行ってみたい街と香りのイメージ」
をつないで、世界中を旅してみませんか。
香りの空想旅行なら、リビングにいながら
世界一周だって夢じゃないから。
旅のはじまりは、空港の香り。
空港に降り立った時に、その国の香りを感じ
Scent design rules.
アロマってなんとなくいいよね
癒されるよね
よく言われます。
このなんとなくいい、ってとても大切だなって思います。
意識しなくても、その場所、空間、人、そこから漂うほのかな香りは、邪魔をしないから。
でも香り創りを仕事にしたい場合は
「なんとなく」いい香りができちゃった、は違うと思うのです。
天然精油を使った香り創りには
やっぱりルールがあります。
それを
アロマの王道の香りのお話
今日はアロマの王道の香りのお話
▪️Lavender ラベンダー
学名はLavandula angustifolia。
ラバンデュラ アングスティフォリア
ラテン語です。
芳香成分は
リナロール、酢酸リナリル、、、
実は何百もあります。
その中で最も有名なのが、
鎮静作用
つまりリラックス、ということなのです。
夜眠れない、というご相談もよくいただきます。
そんなと
香りの楽しみ方のご紹介
今日は普段私がやっている香りの楽しみ方
簡単な生活への取り入れ方、
そんなことをお話ししたいと思います。
講座を開催している横浜のアトリエでは
ディフューザーでの噴霧をしたりしなかったり。
最近は抗菌、免疫アップに重きを置いて
ティートリー、ラヴィンツァラ、レモンなどを
香らせることが多いです。
そして自宅では
ティッシュ数滴たらして身の回りに置いたり
アロマミストで手
【365日のアロマ】すずらんの日
5月1日。
フランスではjour de muguet(ジュール ドゥ ミュゲ)
訳すと「すずらんの日」。
愛する人や日頃からお世話になっている家族や友人にmuguet(ミュゲ)、つまりすずらんを贈る日です。
受け取った人には幸運が訪れると言われています。
すずらんの花言葉は、「幸福が訪れる」「純粋」
「幸福の再来」「意識しない美しさ」
すずらんの香りは、ローズ、ジャスミンとと