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集客できなかった私のサイトの問題点と改善方法



講座【 アートから知る世界〈宗教編〉】


このタイトルではダメだった。

  「難しい」
  「ハードルめっちゃ高そう」
  「宗教ってモヤモヤしてよく分からない」

こんな印象だという。

個人事業主として(あるいは何かの仕事人として)、沢山勉強されて、日々、言葉や表現について真剣に向き合っている私の仲間に、そう言われた。

それで、私は
私の兄の顔、姉の顔を思い浮かべてみた。

このタイトルを見たら、彼らはどう反応するか。。

  「ナニナニ?勉強?難しそうじゃん」

そんな風に言われる予感がした。


固有名詞一つでも、言葉から受ける印象は千差万別


このタイトルを付けた当時の私は…

見た人が、こんな風にイメージしてくれるだろう、と思っていた。


「 “アートで宗教”と言えば、やっぱりミケランジェロとか、ラファエロとか
    の宗教画を思い浮かべる感じかなぁ。
 そういうタイプの絵画から、西洋の世界観を学ぶ講座なのね。」


とても安易に、そう思っていた。

というか、よくよく思い出すと ”イメージしてくれるだろう”なんて、思っていなかったかもしれない。

講座の内容はコレというのが先にあって、それはつまり ”宗教画(アート)から世界を知るってことだから、このタイトルかな。ミケランジェロの絵は知ってる人も多いだろうな。”
そんな感じで決めてたような気がする。

この時点で、何も私が考えていないことがわかる。

アートって難しいもんじゃないんだよ。
役割や意義を知れば、とても身近なものだと思えるだろうし、自己理解も深まるんだよ。
誰にでも楽しめるものなんだよ。

そんなことを実感してもらう講座を企画したのに、タイトルで難しいイメージを持たれてしまった。
ねらいと真逆だ。


仲間からのフィードバックを受けた直後、夫に一言、報告した。


 私:「このタイトルでは、”難しそう、ハードル高っ”ってなるって」
 夫: 「“宗教”って言われると、拒否っちゃうからな。日本人は」
         (みたいな返事)
 私(心中):あー、そうだったよ、そうだった。



宗教・しゅうきょう


この固有名詞一つでも、人により、言葉から受ける印象、イメージ、連想するものは様々なのだ。


連想ゲームではない、脚本家になる

名称未設定のデザイン (23)


私が、アートという枠組みの中で“宗教”と言っていても、その枠組みを承知されているわけでも、
サイトを上から読んで貰っているとも限らない。


私の頭の中はこういう連想をしていた。

①アート>②宗教>③宗教画>④ミケランジェロ

この連想の正当さを分析する。

まず①。私は、”アートに関する講座の告知サイト”なんだから、アートの話であることは”前提”としていたが、読み手が認識しているかは、私にはわからないし、コントロールもできない。

②>③への流れもそうとは限らない。教会をイメージする人もいるだろう。神殿だって、彫刻だってある。

更には③>④。そんな風に連想する人なんて、冷静に考えるとどのくらいいるだろうか?そう連想してくれる可能性なんて何%だろう…。


宗教>こわい
宗教>争い
宗教>オカルト

こんな感情や連想だってあり得るわけだ。


宗教>?(モヤモヤ)

こうなるともう、閲覧タイム終了だ。


完全に想像力不足。

問題は、”私の頭”でしか考えていない表現だったということだ。

幾ら、ランディングページ(告知&募集ページ)の下方に、上記をカバーするような説明を書いていても、そこに辿り着くことはなく去られてしまう可能性の方が一般的に高いだろう。
興味ないページを眺めるほど、人は暇でも忍耐強くもない。


では、私はどうすれば良かったのか。



アートから知る世界〈宗教編〉


この言葉を、パッと見て、一般の人がどう思うか。客観的に捉えることができたなら。。なんて、かなり高度なことだ。

”一般の人”だって、アート好きの一般人か、アートなんて価値ゼロの一般人かで、見え方も違う。

それに、
”アート+宗教”といえばミケランジェロ他たくさんの画家と作品が思い浮かんでしまう私が、幾ら客観的にこの字面を見ようとしても、知らなかった頃の自分の目で見るのは難しい。
それはまるで、騙し絵のようでもある。一度見えてしまった若い女性(妻)と老婆(義母)とを、どちらか一人しか見えなかった時の目で見ることはできないのだ。


ではどうするか。

身近な人に一言、聞けばいい。

「 ”アートから知る世界〈宗教編〉講座” に申し込みたい?」


それをするか、しないか。
それを訊ける人がいるか、いないか。

これは、中々重要なことだと思える。

一人で物事を進めるとついつい独りよがりになってしまうから。


フィットする言葉で、脚本家のように言葉で場面を見せる。

そんなタイトルと文章で初めて講座の具体的なイメージが湧いて、
”楽しそう”とか、”やってみたい”とか、自分事に思えてくるのだろう。


アートは趣味ではない。

アートを活用できる能力を身につけるということは、

人生を快活に生き抜く武器を手に入れることであり、人生を豊かにする可能性を広げることだ。

そのことをみんなに伝えたい。

誰にとっても有効で有意義な時間になることを、イメージできるような文章を書くことが今の私のやるべきことだ。

みんなに、”(この講座は)私には難しすぎる”と言われた募集中の講座はコチラ↓↓

今後、書き直す(講座を見直す)予定なので、Beforeが見れるのは今だけ。

目指すのは、”私の人生に役立つ”、”私にもできる”と思える講座。

アートは人生を面白く変える。


追伸

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これから、個人事業主としての歩み(試行錯誤している現状とか過程とか)を赤裸々に書いていこうと思います。
今は、発信の必要性を感じ、”書くことをがんばるフェーズ”と思っています。
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 →私は30代後半から好きなことを仕事にするぞと決めて、サラリーマンを
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