むなかた智子/国宝伝道師

「アートは人生を面白くする。感じる力を磨けば、自分の世界は広がっていく。」 感性やセンスを磨きたい人、自分を深掘りしたい人、グローバルな視点で日本を感じてみたい人に向けて、アートを楽しむ講座やイベントをしています。https://linktr.ee/tomoko_munakata

むなかた智子/国宝伝道師

「アートは人生を面白くする。感じる力を磨けば、自分の世界は広がっていく。」 感性やセンスを磨きたい人、自分を深掘りしたい人、グローバルな視点で日本を感じてみたい人に向けて、アートを楽しむ講座やイベントをしています。https://linktr.ee/tomoko_munakata

最近の記事

国のアイデンティティが失われる時

2015年に見た光景 東日本大震災の復興事業に携わり、 2015年に三陸海岸を訪れた時の写真。 伝承しなくちゃいけない出来事 目に焼き付くとはこういうことかと思う。 記憶は鮮明で、その時の気持ちもありありと思い出すことができ、何度でもその時と同じ涙が出てくる。 ニュースで何度も耳にした小学校の話を バスガイドさんが語り、 みんなが避難した神社をバスから確認する。 バスの中で、最前列に一人で座っていた私は嗚咽をこらえたが、本当は大声で泣きたかった。 あの時我

    • 子どもの心の支えになるための、たった一つの行動指針

      なりたい大人像 いざという時に、子どもが自分を頼ってくる。 そんな大人になりたい。 大なり小なり何かあったら、ここに来れば気持ちが安らぐ。 そんな場所をつくりたい。 Believers /ビリーバーズ というコミュニティがある。 そこには、私がなりたいと思い描く大人が居て、そんな場所づくりを現実にしている人が沢山集まっているコミュニティだ。 特に、不登校の子どもたちやその親たちの居場所をつくっている。 学校に行かないことを選択できる時代に、必要不可欠な場所のように思う。

      • モノにも思い出

        昔、日産のCMで 「モノより思い出」みたいなのがあった。 (私の記憶は大抵ザックリしているので、ニュアンスしか合ってないかもしれませんが。。と書いて、”YouTubeがあるじゃん”と思って調べたらあった) 思い出はモノにも宿る でも、私はモノへの思い入れが強い、子どものときから。 だから、”モノより”という感覚はない。 (いや、車のCMだから、言いたいことは120%理解しているし、子どもへのプレゼント、モノより思い出が良い時もあると思っていますが。当然、case-by-c

        • 本当に良いものに出会った時は、詳細を語らない。

          Clubhouseで、有名な編集者が本を紹介するルームがある。 ClubhouseあるいはTwitterで検索 「タカトモ or  土江英明 or   room 名【みんなで朝読書!の時間】 まれに、本の裏側の世界、編集の世界を垣間見れるので、本好きには堪らない。 本の中身、特に、読んで印象に残った言葉や、良かった所、面白い所を、文を抜粋して読んでくれたり、感想を添えたりしながら紹介してくれるのが普通の流れ。 だけど、ある日紹介された本は違った。 心からオススメした

          「書くべきだから書く」も、「書きたくなったら書けばいんじゃない」でも浅かった。 自然発生的な「書く楽しさ」「伝える喜び」を目指すプロセス

          ”今日も書かなかった” と思う日々をかれこれ何日過ごしたか、数えた。 54日間。 毎日、”書けなかった”と自分を責めたり、嫌気がさした。。という程、後ろ向きでもない。 「書きたくなったらでいいや」という割り切りも、なかったわけでもない。 でも、脳内ToDoリストから、”noteを書く”todoが消えることはなく、時々手帳の”今日の予定”に書く込むこともあった。 なぜなら、私には書く目的がある。 目的1 アートは人生を面白くする、それに役立つと言うことを伝え、興味を持っ

          「書くべきだから書く」も、「書きたくなったら書けばいんじゃない」でも浅かった。 自然発生的な「書く楽しさ」「伝える喜び」を目指すプロセス

          「目と目が合ったら、ミラクル〜」挨拶の魔力

          初の海外赴任で、初のロンドンの暮らし。 実は1日目から、馴染んでいく感覚があった。 旅行者と住民は何が違うか 「旅行者に見られるだろうな〜。  でも、”住む”んだから、旅行者には見られたくないんだよな〜。」 そんな自意識が頭をもたげる。 学生時代、ホテルなど事前予約せず、行き当たりばったりな貧乏な旅行をしていた。1ヶ月以上、割りと気ままな感じでヨーロッパに滞在したこともあるが、やはり、住民みたくはなれなかった。 堂々とかっこよく歩けなかった。 「だけど、その時とは違

          「目と目が合ったら、ミラクル〜」挨拶の魔力

          宇宙に寺を。byJapan

          京都の醍醐寺が、宇宙に寺院をつくる計画を進めていると言う新聞記事を読んだ。 仏像(醍醐寺は空海の開いた真言宗だから、今回のご本尊は大日如来)や、曼荼羅(経典をわかりやすく説明する図解のようなもので、絹布や紙に描かれた。国宝もある→リンク)を衛星に収め、願い事をデータで搭載。 2023年打ち上げ目標。 醍醐寺は、 「地域や国の枠を超えた目線で平和や安全を祈る寺院が欲しい」と言う。 真言宗は大日如来をご本尊(信仰の対象)としている。 大日如来は日本では古来、天照大神と同一

          起業したい→「まず、あなたの強みは何ですか?」に違和感

          2年間くらい、起業を意識して関係ありそうな講座を複数受けた。 約1年前から”講師”として活動を始め、半年前から、一人起業でHPを作成したりメルマガを開始したりSNSで発信をやり始めた。 その間、マーケティングの知識や文章の書き方、思い通りに生きるための講座など、あらゆる分野の知識やノウハウを、受講あるいは書籍、SNSなどを通して学び続けている。 また、私自身がアートを扱う講座を開催している関係で、アートの意義を伝えるために、哲学や心理学、表現すること(芸術に限らず広告やデ

          起業したい→「まず、あなたの強みは何ですか?」に違和感

          卒業式のない国で知った ”自分”の正体

          小学校、中学校、高校...。イギリスの学校は卒業式がない。 卒業式がないことが、普通。 スッ、と学校生活が終わる。 セレモニーもなく、”祝”でもない。 ※卒業式がない理由が簡単にわかりやすく書かれているのはコチラ↓のブログかなと思います。 当たり前が当たり前でない その事実を教えてくれたのは、イギリス人とフランス人のハーフの英語の先生だ。 5年前、夫の海外赴任で初めて海外に暮らし始め、現地ですぐに申し込んだ英語レッスン。駐在した日本人家族がまず最初に申し込むというような有

          卒業式のない国で知った ”自分”の正体

          集客できなかった私のサイトの問題点と改善方法

          / 講座【 アートから知る世界〈宗教編〉】 \ このタイトルではダメだった。   「難しい」   「ハードルめっちゃ高そう」   「宗教ってモヤモヤしてよく分からない」 こんな印象だという。 個人事業主として(あるいは何かの仕事人として)、沢山勉強されて、日々、言葉や表現について真剣に向き合っている私の仲間に、そう言われた。 それで、私は 私の兄の顔、姉の顔を思い浮かべてみた。 このタイトルを見たら、彼らはどう反応するか。。   「ナニナニ?勉強?難しそうじゃん

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          一人起業をすると決めてから、最初の半年にやったこと。必要なこと。

          人生で初めて、”一人で仕事をする” に挑戦して早半年。 やってみてわかることが沢山あったので、それを纏めた。 こんな人生を経て、現在。 大学卒業後、サラリーマンとして雇われて働く期間約14年、その後、初の海外暮らし(ロンドン)で約4年、そこで仲間とコミュニティを運営し、400名超の会員に向けてイベントを開催する仕事をしていた(ボランティアだったが、企業や一流の講師の方々を相手に企画〜開催までを運営する仕事は、責任も業務の内容も仕事と同等のものだった)。 そんなキャリアの

          一人起業をすると決めてから、最初の半年にやったこと。必要なこと。

          悩んだ時に使えるアート術

          昨晩、9歳の娘が、「学校よりダンスレッスンの(場の)方が楽しい。ありのままの自分になれる」と言った。「ありのまま”ってどんな感じ?」と聞くと、「自分の中の自分みたいな感じ。学校の自分は素直なことは言えない。」と言った。 自分のことを客観視できている娘に感心した。 外界に向けて存在する自分と、内側の自分と、既に、2人の自分を感じている。 今後はその2人の自分とどう折り合いをつけていくか、バランス感覚を身につけて欲しいと願う。 客観的に自分を把握する能力を磨く悩む渦中にいる

          悩んだ時に使えるアート術

          我が子をグローバル人材に育てる。親が意識しておきたいこと、できること。

          “反抗期までに身につけたい!「育ちがよい子」と言われる世界基準のふるまいマナー” というテーマで、講師・金澤優子さんから話を伺った。 14年間で4都市を巡ったという海外生活の中、パリでフラワーアレンジメントを勉強され、イギリスで“英国式ティー&マナー・インストラクター”の資格を取得されたご経歴を持つ。 1時間強のお話は、ご自身のお子様との会話や、学校での出来事など具体的なエピソードが盛り込まれ、私の4年弱のロンドン在住時の体験と重なる部分が多かった。恐らく、私のような駐在

          我が子をグローバル人材に育てる。親が意識しておきたいこと、できること。

          なぜ、アートで自分を知ることができるのか。 アートを楽しみながら、自己理解を進める3ステップ

          アートを起源まで遡ると、アートの役割は、古今東西、共通することもあればその土地で独自に発展した部分もある。それは言い換えると、人類共通の本質的な欲求を表現していたり、その逆で、その国特有の文化や価値観があったからこそ表現された世界があったりする。 それらを発見するのは、とても面白い。 時代別にアートの役割を知ると、その時代のその社会のことが、リアルにわかってくる。それは、私たちが歴史を文字で学ぶより、より一層、豊かな想像力を掻き立てる。 一方で、そういった時代背景や、描かれ

          なぜ、アートで自分を知ることができるのか。 アートを楽しみながら、自己理解を進める3ステップ

          甥っ子への手紙

          大人から子どもへ伝えておきたい、”人生で大切にして欲しいこと”とか、”あなたはそのままでパーフェクトな存在で、自分を信じて進めばいいんだよ”、というメッセージ、きちんと言うタイミングはどのくらいあるだろうか。 もしかしたら、”自分は完璧だ、そのままでいい”と思っている大人は少ないかもしれない。自分のことをそう思わないと、子どもにも言えない。あるいは、大人側は普段から言っているつもり。だけど、伝わりにくいメッセージかもしれない。 今回、私は、小学校教諭になりたいという高校3

          “自分らしさ”がはっきりしない人が、やるべきたった一つのこと。

          自分らしいとは何か?あるテレビ番組で、天海祐希さんが言っていた。 「“自分らしく”なんて、甘えの言葉ですから。」 芸能界の厳しさを見たような気がして、芸能人の苦労を想像した。 テレビの中では四六時中演じることを求められ、売れ続けるために、自分らしい発言はなかなかできないのだろう。求められるまま、視聴者の理想の姿で居続ける。その苦労が“甘え”という言葉を使った心理ではないだろうか。 私自身もSNSを通して見られている自分は、自分ではないという違和感を持ったことがある。 ロンド

          “自分らしさ”がはっきりしない人が、やるべきたった一つのこと。