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「世界の起源」見たことのある〇〇を否定し、見たこともない〇〇を肯定する

堕落とは何か
仮にそれが、一元から二元になったことだとする
ならば
堕落としたのは、神だということになる、
言いかえれば、創造とは神の堕落ではあるまいか

ボードレール 赤裸の心(XX)平野啓一郎訳

ド・ストレートに行こう
これはいいのだ

カパネル「ヴィーナス誕生」(1863) オルセー美術館

天使が飛んでいる🆗
そして彼女はヴィーナス
宗教画だ
そして
これ⬇️もいい

ティツィアーノ
「鏡を見るヴィーナス」(1555)ナショナル・ギャラリー(ワシントンD.C.)

天使にシルバーのがある
そして彼女の名もヴィーナス
そして

レンブラントの「ダナエ」
これもオッケー
後ろに天使がいる
今から=ゼウスが入ってきて
彼女を犯す
神話の場面だから🆗だし
彼女も自分の意志でゼウスに手を伸ばしている 笑

レンブラント「ダナエ」(1636) エルミタージュ美術館

そして
下の2つの絵を見比べて欲しい
(上)  のマネ作品は
オランピアさんだからダメ

マネ「オランピア」(1863)オルセー美術館
ティツィアーノ「ウルビーノのヴィーナス」(1538)ウフィツィ美術館

(下)
マネが構図とした下記
ティツィアーノ
これは
ヴィーナスですよと言ったからオッケー
二つ似てるでしょう?
当たり前
下が上の構図だから
でも上はダメで 下は良い
写実主義者マネ
ええ加減にせえよと
写実を通した
ヴィーナスの裸体はいいが
オランピアの裸体はダメ
現実の女性だから?
写実主義の先駆者マネのこの作品は
今でこそオルセー美術館にあるが
当時は却下👎
これも⬇️却下

マネ(1863)「草上の昼食」(1862-3)オルセー美術館

複数のヌードで下品だから
ではなく
その辺にいる
名前のある女がダメ
現実は描いてはいけない

アングル(1862) 個人蔵 ルーブル美術館が却下

いや爆笑 匿名やん
だけど
だったら
どんなにいっぱいヌード描いてもいい
幼児ヌードも解禁
羽根があれば
神々しい😇

ブーシェ「ヴィーナスの勝利」(1740)スウェーデン国立美術館
ベラスケス「鏡のヴィーナス(1647-51)ロンドン・ナショナル・ギャラリー

これ⬆️もオッケー
天使の羽根のようなものを背負っている
尚、この作品は 
2023年11月7日午前11時(現地時間)、
環境活動団体「Just Stop Oil」のメンバー2人が襲撃。ハンマーで作品の保護ガラスが割られるといった事件が起こったため現在は展示されていない

クールベ(1866)「まどろみ」プティ・パレ美術館

これは
男が
ゼウスだから🆗ではなく
神でないからダメだそう
違いって何?
どうやって見分けるの?
そいつが神か人かの違いってどこにある?
お名前だけ 爆笑
裸体は
人々の欲望をかきたてるから倫理的にだめ
じゃあ
羽根ついてたら
欲望は抑制されるの?
変わらないでしょう 笑
皆さんは
天使の羽根を見たことあるのですか?
天使がいっぱい飛んでるとこ
見たことあるんですか?
ヴィーナス知ってんの?
写実主義者 マネやクールベは
見たこともないものを描くのを拒否👎
クールベは絶望する自画像を描いたのです⬇️

クールベ「絶望」(1843-5)

今どきですよ
LGBTQ。。。後にどんどん尾ひれついてくる
多様性の時代ですよ
もう一度、 わからなかった人は
絵⬆️を見直してください
騙されてますよ
二人とも女性ですよ
時間節約のためにほら⬇️

女性二人のまどろみですよ
LGBTQの時代 もういいですよね
レズビアンかな?

ボッティチェッリ(1483) 「ヴィーナスの誕生」ウフィッツィ美術館

海の匂いがしてきそうな
ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」
で表現される女性性 
フロイトの弟子フェレンツィ
海とは子宮である」と
著書「タラッサ(海の意)」でいうように
女とは生誕の海 海の匂い
三好達治
漢字の「海」には
「母」という字がふくまれていることを
指摘しているが
母なる海は
魚である男性=精子をとらえ呑みこみ
潮を吹いて内部からあふれてくる水の氾濫によって
魚を呑み込む
生命の起源」 =「ヴィーナスの誕生」
ぜーんぶ 神ー物語
神話じゃん
誰か ヴィーナスを自分の目で見たん?
これ ほんまはヴィーナスちゃうでしょ
モデル……いるでしょ
貝があるからいいのです
人間って大丈夫?

あんないやらしい⬆️
「ヴィーナスの誕生」でも
気づかれない
神話とするならば
生命の起源の物語は🆗
ほんで
クールベの
誰もが何度も見たことある
本当の生命の起源を描いたら
バッシング
まさに ボードレールのいう
二元性=神の堕落

以下は
女性が見ている
クールベの「世界の起源」
女性が立ち去った後の全てを
見たい方は
下のリンク参照 (消えるかも)
または
オルセー美術館でお楽しみください

クールベ「世界の起源」(1866)オルセー美術館

イーグルス Desperado もどうぞ
クールベの当時の絶望に共感しもって

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