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生きるしっぽ

まことに突然のことでした。

この病気との再会もこれで2回目。2018年7月5日、再び白血病が再発していることが判明しました。

初発の治療からこれで病気との遭遇は3回目。3度目の正直と言いますが、きっとこのいのちある限り、この病とは永遠に向き合い続けるのだろうとこの再発を知った時、まずそう感じました。

発病からすでに7年、もうかれこれ何度棺桶に入りかけているのか、数える気すら薄れるレベルですが、まだまだ見なければいけない世界、知らなくてはいけないことがあるという、、人生のスパイシーさが弱ったこころにビリビリ刺さります。。。

相変わらず何の自覚症状もなく、むしろピンピンしている、かつどっからどう見ても元気そのものという状態で、「病気」「再発」という言葉が身体にこびりついて、つきまとってくることの不快感はハンパないですが、発病以来かなり刹那的に生きており、常に「死」というものを、良い意味の緊張感と共にとても身近に感じながら生きているので、精神的には全くもって正常であり冷静です。

誰かの人生を咲かせたいと思って生きてきた、生きていく目標は変わりません。ので、もう一度自分自身のライフをサカスために、旅立ってこようと思います。

幸いとても早期の状態で治療に入れるので、むしろアドバンテージしかないと思っています。留守にする間、関係各位、各所、多大なるご迷惑をお掛けしますこと、こころよりお詫び申し上げます。弊社共々、引き続きどうぞよろしくおねがいいたします。

死を感じていきていることほど、濃密な人生もないと思っています。今回は「死のデザイン」を考える時間にしようと画策中。「死」を徹底的に明るく語りたい。今はそんな気分です。こうなったらいっそ「死」を真正面から見つめてみる。そこから湧き出る(であろう)「生」のとんでもないパワーに期待しています。

今日生きていることは当たり前じゃない。
今日、今を大切に。
「生きるしっぽ」を追いかけて。手放さないように。

毎日そう思って、そう言い聞かせて、これからも生きていたいと思います。
2018年7月5日