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【週報note:6/19〜6/25】ビジネスとは何の関係もないことが、生き方の根っこになったりもする
熱海に行きました。来宮神社のおしゃれなカフェにびっくり&感嘆した。
・今週は情報量の多い内容の図解と戦っていた。ビジュアライズは、思いつかない時は全然思いつかないけど、手を動かしていたり、文章を素直に読み解いていくうちに「あ!」とひらめいたりする。図解や資料作成はビジネス的に見えて、そういう部分はとてもクリエイティブ的かもしれない。
元々文章だったものをビジュアル化する、というのはすごく想像力のいる作業でもある。頭の中で、文章のストーリーを絵にして動かしてみるような感じだ。でも、元の文章が順序立ったストーリーになっているとも限らないんだよね。ビジュアルコンテンツデザイナーは、そこにストーリーを見出せる人、かもしれない、たぶん。
幸い、自分は子供の頃からカルチャーにどっぷり浸かってきて、頭の中でストーリーを作る、みたいなことは得意でもある。想像力豊かな子なんです。
若い間にデザインの勉強をしてこなかったものの、なんとかこうしてこのお仕事ができているのは、10代の頃に音楽をはじめとする文化大好き少女だったからに違いない。そう、私は中学・高校と演劇部で、自分たちで劇の台本を書いたりもしていた。楽しかったなー。多分そういうことが、めぐりめぐって今の自分を形作っているのだ。なんて面白いことなんだろう。
そういう、一見ビジネスや経済や資本社会とはなんの関係もないことが、人の生き方の根っこになるよね、ということは声を大にして言っていきたいことの一つでもある。私の人生のテーマと言っていいかもしれない。
いわゆる大多数の人生から外れ、自分の生き方や考え方はどうやら他の人と違う、と気づき始めてから、「いや、それでも人生なかなか楽しいし、面白いし、幸せだよ」っていうのを体現することが、私のテーマだし、これからを生きる若い人たちに自分が伝えられることだと思っている。
生き方は一つじゃないし、周りの人と同じような生活や、考え方や、価値観を持てなくったって、人生は幸せだし楽しく生きられる。そういう人間が少しでも増えていくことで誰かの背中を押せるかもしれないし、若い人たちが「こんな生き方もあるんだ」と思ってくれるようになりたい。
・と、そんなことを考えていたらSKY-HIさんが日本の音楽業界について語っている中で、「経済を元気にするにはエンタメが必要」と言っていた。本当にその通りだと思う。エンタメや文化が尊重されていかないと、日本という国そのものの根幹にも関わる、と個人的にはそのくらいのレベル感のことを感じている。