夏に冬のnote
毎日、暑いことについて書くのも、いいかげんやめたい。ますます暑くなってしまう気がする。そう思い、「冬」について書こうと考えた。暑い夏だって、noteで冬のエピソードを書いたら、少しは涼しい気分になれるのではないだろうか?
冬、冬、冬……。冬について、書けるものはないだろうか? 電車から降り、地下通路を歩きながら、冬の出来事を思い出そうとする。なんかあったっけ? 冬の出来事。雪? や、雪の思い出はそれほどないな。風邪? 風邪は季節とわずひいてた子供だったしな……。なぜだろう、なかなか思いつかない。
それより何より、今歩いている地下通路が暑い。行き場を失った熱気で、空間が満たされている。首掛け式の扇風機をつけて歩いているものの、そのハネが運んでくれるのは暖かい空気だけである。背負ったリュックに接した身体の面がことごとくジトっとしている。マスクを少しずらして吸い込んだ空気もなんだかぬるくて息苦しい。
それでもどうにか冬のことを思い出したい。しかし、そう考えればそう考えるほど、今の自分が置かれている「暑い状況」を頭の中で描写してしまうのだ。
目の前にあるのと全く違う状況を思い浮かべるのって、こんなに難しいことだったけ? いや、多分、思考を妨害するほど、やっぱり今年は暑いのだ。クーラーがギンギンに効いた部屋なら冬のことも書けるかもしれないが、今この状況では無理がある……。
というわけで、今日のnoteは、冬のことを書こうとしたのに暑さに負けて書けなかった、という内容になってしまいました。
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