NHK『アナテレビ』を観て
今夜(2023年5月3日)NHKで放送された『アナテレビ』。局の垣根を越え6人のアナウンサーが語り合う内容で、普段テレビを見ているだけでは知り得ないそれぞれの考え方がよく分かる、とても見応えのある番組だった。
「いったい、どんな人がこの番組を企画し、制作したのだろう?」
番組を観た後、私は自宅の湯船の中でそんなことを考えていた。「企画した人に、立案の経緯や企画段階のことについてきいてみたいなー。あわよくば、その人にインタビューできたら面白いだろうに……」そんな風に思いながら浴室を出て、いつも通りnoteを開くと、その答えのようなものが案外すぐに見つかって思わず笑ってしまった。
(それが下記の記事。番組の見逃し配信の視聴と併せて、是非読んでいただきたい。↓)
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番組を観て、「なるほど」と思ったことがある。
アナウンサーは色々な事柄について勉強し、さまざまに角度を変えながら考え抜く。そして常に、「自分なりの解」を出そうとしているようだ。それは正に、「ライターに必要なこと」として私が教えられたことでもあった。アナウンサーとライターは、言葉を扱うという点で共通しているから、それもそうだろう。
しかし、それは単に「アナウンサーとライター」の共通点ということではないのかもしれない。
学ぶことを絶やさず、多角的な視点を持ち、考え抜いて、「自分なりの解」を出そうとすることーー。24時間、365日、目も脳もフル活動させて、さまざまな出来事に真摯に向き合うことが必要だ。それは、職業や立場を問わず、"プロフェッショナル"と呼ばれる人に必要な姿勢なのかもしれない。今日の放送を通し、私はそう感じた。