初夏の庭の風景 21 榎田智子 2021年4月11日 15:02 昨年の緊急事態宣言下で、狭い通路のような我が庭をちょっとずつ手入れして1年経ちました。このクローバーは、6年前に引っ越してきたとき、お父さんが庭にばら撒いた種が育ったもの。去年初めて芽が出てきて驚きました。今年は花も咲いて、ラスカルごっこしたくなってます(子供には通じなかったw)。 去年の秋、裏山に撒いた蓮花も花が咲きました。緑肥と言われているそうで、田んぼによく見られますよね。 今オーストラリアに留学中の長女が3年くらい前にもらってきた木苺。去年庭に植え替えました。この子も育ってます!今年はたくさん実がなりそうで楽しみです^^ ディルの花です。珍しくお花屋さんに苗が売ってたので、秋に買ってきて植えました。1、2mくらいに育ってます。風に揺らいでいい感じです。 ゼラニウムの葉っぱ。今年は特に緑が濃いです。 浦島草、というそうです。県によっては絶滅危惧種だとか。お花の格好が、魚を釣る浦島太郎似てるということから、名付けられたそうですが。似てる?? こーいう感じで、木陰にはちょっとずつ苔が生えてきています。 東慶寺さんで苗をいただきました。日陰で、何も育たないと思っていた場所。根付いてくれたみたいです。 去年の秋頃から、矢野智徳さんのやり方を真似して、庭に水路や点穴を掘っています。素人で当てずっぽうなのですが、緑の色が違ってきているように感じます。毎日お庭にいくのが楽しくて。*「点穴」などについては、こちらにもチラッと書いてます。よかったらどうぞ→ https://note.com/tomokoenokida/n/nc047312e3623 引っ越してきたとき、伸び放題だった楓の木。紅葉する前に葉っぱが枯れてしまってちょっとかわいそうな感じでした。今年はどうかなぁ。 毎日庭の様子を見ていると、枯れたり、生えたり、思いがけないところに、芽が出たり、いろいろなことがあります。生態系のバランスを取ろうとしているのだなぁと最近思うようになりました。身体も同じで、あちこち痛かったり苦しかったりすることもありますが、生き物としてのバランスを取ろうとして色々やってくれてるのだろうなと。表層の出来事に一喜一憂するのではなく、何が起こるのかなと観察しながら、「待つ」ことの大切さを草木に教えてもらってるように思います。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #写真 #庭仕事 #大切にしたいこと #初夏の風景 21