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【作品構想】AorB?

こんにちは。
ダンスとアートを学ぶひと、やとうともこです。

2024年9月21日開催の「Sapporo Dance Dialogue」での作品について
こちらの記事で、作品構想について書きました。


作品コンセプト

この作品は「観客が作者を振付する」をコンセプトとしています。
いくつかのアイディアをその場でお客さんにお伝えし、その中から選んでもらったもので実際に踊ってみようというものです。

創作の経過

まず作品の組み立てを考えるところから始めました。
この作品では観客に問いかける時間+実演する時間が含まれます。トータル10分程で行える範囲として前半5〜7分、後半3〜5分とします。直接お客さんと話しながらやること決めるなんてやったことはないので、どうなるか分からないですが、時間も限られているので、数項目をA or Bの2択でサクサクと決めてもらうことにしました。基本は挙手で多数決をとろうかな。みなさんに反応頂けるかが不安ですが。

ということで、選択いただく項目はこちらにしました。

選択肢はこちら

①音楽

2曲から選んでください。曲名を提示します。

②立ち位置/アクティングエリア

実演スタートからこのエリア内だけで動きます。
真ん中or外周

③スタート時のかたち

実演スタート時の身体のかたちを決めてください。

④スタート時のかたちの向き

身体の向きを決めてください。
前後or左右

⑤動き:具体的

動きの要素を選んでください。
歩くor掴む

⑥動き:抽象的

動きの要素を選んでください。
曲線or直線

⑦動き:イメージ

動きの全体的イメージを決めてください。
過去or未来

不確実性を採用したダンス

この発想は、ダンスの構造をコイントスなどで決めたというポストモダンダンスのチャンスオペレーションからで、そのややこしい思想についてはこちらで書きました。

ただ私が今回行うのは、偶然性の手法を利用した不確実性であるのかなと思っています。不確実性ってちょっとネガティブな印象でしょうか?決まってなくてよく分からないのってなんか嫌ですよね。でもそんな不確実を共有した空間ってどんなコミュニケーションになるのかな。もしかしたら社会の縮図的な?なんて大それたことを思ったり思わなかったりしています。

「Sapporo Dance Dialogue 2024」では、6名の作品それぞれの経過について、画像、動画、文章などで発信しています。各作家の想いや取り組み方をぜひご覧ください。

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公演ではトークや質問の機会も設けています。
ぜひ直接、作品の感想や疑問など投げかけてみてくださいね。


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西区文化フェスタ2024
「Sapporo Dance Dialogue 2024」

会場:ターミナルプラザことにPATOS
日程:2024年9月21日(土)
時間:開場18:00 開演18:30
料金:予約 1,900円(学生1,000円) 当日券 2,000円
定員:60名を予定、予約で完売の場合は当日券の販売はなし
予約:https://forms.gle/VLBpZeNqT5uMn7u89


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