【子育て】”できない”を見すぎていた話
数ヶ月前から赤ちゃんがずり這いを始めた。
自分の身体を動かしながら進む姿は、とっても愛らしい。
愛らしい姿を眺めているとき 、私はきづいてしまった。
あれ?片側、右足しか使ってないなあ、、、
前に進むとき右足ばかり使って進んでいる。
左足は、使っていない。
以前助産師さんに、左右対称にできるといいですよ。(その時は、寝返りや指しゃぶり)と言われたことがあって、きっとずり這いも両足でできた方がいいんだろうなあと思った。
そこで、赤ちゃんがずり這いをしているときに私が左足を動かしながら「左足も使うんだよ〜」と声かけをするようにした。
この声かけは左足もあるんだよ、左足も使えるんだよ、っという私からのメッセージ。笑
そして、坂をのぼるときには片足じゃ無理で両足を必然に使うことになる。という情報をインスタから得た私は、公園の芝生のところにちょっとした坂がないか探して、土日や朝早く起きれた時に坂チャレンジをやった。
坂チャレンジでは、地面に下ろすと泣いてしまって全然、上ろうともしない。
それでも、公園にいったときはゆるい坂道におろしてみたり、家ではずり這いの最中に左足も右足と同じような動きを真似して動かしたりした。
それでも、それでも、右足しか使わない。
そんな状態を見て、「ああ、私の努力が足りないのかな」と思って悲しくなった。
いつしか声かけも「左足も使うよ!」と少しイラつきの声質になっていた。
自分の声にびっくりして「なんでこんなに頑張っとるんかな?怒ってるんかな?」と思った。
最初は赤ちゃんに両足でずり這いをしてほしい→それが発達でも大事だよね。うんうん。→声かけと身体動かしていこう→坂のぼりがいいらしい→毎日やってみるか→赤ちゃん泣いて数分で終わる→意味あるんかな→でもやらないと両足でずり這いできないよな→頑張って続けてみよう
といった流れがあったと思われる。
まず、”やらないと両足でずり這いできないよな”と決めつけている。
私しないと、赤ちゃんがずり這いできないと思い込んでいるし、赤ちゃんのこと全然信用していないのがわかる。そして私は”できない”に執着しすぎている。
左足で蹴ることができない、坂が登れない、地面におろすと泣き止まない
全部できないだ。
確かにできないことはあるけれど、できることだってたくさんある。
右足で床を蹴って進むことができる、座れる時間が長くなった、手で食べ物を掴むのが上手くなった。
できることもたくさんあるのに、私は”できない”ばかりを見すぎて、自分と赤ちゃんを責めていた。
あー恥ずかしい。
まだ産まれて数ヶ月しか経っていない赤ちゃんに何求めているんだろう。
今でも左右対称にできるようになってほしいとは思っているけれど、それは絶対じゃない。それより、笑って幸せに過ごせる方がずっといいよね。
それから赤ちゃんを信頼すること。
私が楽しくできるお手伝いはするけれど、赤ちゃんにも任せる。
できないなんて決めつけてごめんね。私はあなたのできる力を信じているよ。
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