to-mo

ライター/広報。インドやメキシコなどエキゾチックな国の食や文化が大好きです。 最近は台湾にハマり、台湾華語を特訓中。

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最近の記事

涙のラドゥ

インドの伝統菓子ラドゥ。ひよこ豆の粉に砂糖、ギーを加えてお団子のように丸めたもので、結婚式などの祝い事やヒンドゥー教のお祭りなどに欠かせないお菓子だそうだ。 (日本でも有名な映画「マダムインニューヨーク」の主人公シャシもラドゥ作りが得意でしたね。) インドのジャルガオンにあるアルティさんのお姉さんの家に初めてお邪魔した時のこと。玄関で赤いお粉「ティカ」を額に塗ってもらい、ラドゥをパクっと食べさせてもらった。これは歓迎の意を表しているのだそう。 お料理上手なお姉さんたちが

    • インドでのお腹モンダイ

      「インドに行ったら絶対お腹壊すよ」 何度も言われたコトバ。もともとお腹はそんなに強い方ではないので、かなり心配し、警戒していた。 以前住んだことのあるメキシコでは、何度も激しい下痢を経験し、スペインでもイタリアでもお腹を壊し、なぜかハワイでも腹痛に悩まされるという繊細なお腹を抱える私だが、なんとインドでは平気だった!!!! 以下、私が心がけたことだ。 ◎生水、生野菜、カットフルーツは極力食べない。 ◎屋台のものは、日本在住インド人のアルティさんたちが大丈夫と判断した

      • ジャルガオン、忘れられないチャイの味

        インドと言えばチャイだ。濃厚な紅茶にたっぷりのミルクとスパイス。 温かくて甘くてスパイシーなチャイという飲み物は、飲む人を幸せな気持ちにする。 この旅で何度もチャイを飲む機会があった。屋台で、家庭で、レストランで。みんなそれぞれ味が違ったけど、どこで飲んでもとても美味しかった。 中でも印象に残っているのは、ジャルガオンで飲んだチャイだ。 朝4時半。寝台列車から降りると外は真っ暗で、少し寒くて、まだ眠くてふらふらする。でも、駅の外に出ると一気に目が覚めた。 なんてたく

        • インドの寝台列車に乗る

          今回の旅のハイライトの一つ。 「インドの寝台列車に乗る!」 ムンバイを22時に出発し、翌朝4時半頃に目的地であるジャルガオンに到着予定、約6時間半の旅だ。 何が起こるか分からないインド。出発の1時間前には駅に行き、電車を待つことになった。 インドのみなさん、駅の床で寝ています。野良犬も歩き回っています。ゆるーい、この空気感、好き。 ムンバイ駅から少し離れた駅だったので、そこまで混雑はしていなかった。 私たちが利用したのは、2等エアコン付き。2段ベッドの車両で、なか

          ムンバイで憧れのダッバーワーラーさんに会う

          ※2018年11月のインド旅行記です。 ムンバイに行ったら絶対に会ってみたい人たちがいた。 ダッバーワーラーさんだ。 彼らはインドの中でもムンバイにしか存在しない「弁当配達人」で、ヒンディー語でダッバー(弁当)+ワーラー(〜する人、ここでは配る人)という意味だそう。 約5000人のダッバーワーラーがおよそ20万個のお弁当を家庭から職場まで配達して、そして空になった弁当箱を家庭まで戻す。100年以上前からムンバイで続くビジネスで、誤配達はほとんどないというから本当に驚き

          ムンバイで憧れのダッバーワーラーさんに会う

          意外と快適!エアーインディア

          2018年11月、インドに向けて出発しました。今回利用したのはエアーインディア。成田発デリー経由ムンバイ行きです。 エアーインディアといえば遅延は当たり前、トイレは汚い、機内はぼろい、個人モニターが映らない席も多いなどというネガティブな話も耳にしていたので、「飛行機に乗った瞬間からインドだと思おう!(すべて受け入れよう)」と心に決めて搭乗しました(とはいえ、それも含めてインドらしさを味わえると思い楽しみだったのですが)。 が、予想に反して快適な空の旅となりました。シートは

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          インド病にかかる

          先日、念願のインドへ行ってきました。 何年も前から気になっていたインド。だけどなかなか渡印の機会がなく、まあ、そのうち、死ぬまでにいければいいなあくらいに思っていました。 が、なぜか今年になってやけにインドが気になって、インド大使館でヨガを始めたり、インド人の家庭でインド料理を習ったり、インド映画を見まくっているうちに、「もうインドに行くしかない!ってか、確実にインドに呼ばれている!」という気持ちになったのでした。 そんなとき、私のインド料理の先生であるアルティさんとそ

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