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声は自由自在だから自由に「理想」を描いてイイ

↓音声で聴きたい方は以下より

昨日、こちらのご質問を戴きまして
テーマにさせて頂くことにしました!

これを聞いていただくと
ご自分の声の可能性を信じられるようになる

ご質問ありがとうございました^^

これ、同じように感じる方って意外に
多いのではないかな?と思いまして
ご質問、匿名でお借りすることにしました。
 
 

この方の場合は
素直に喉を開けて歌ってみたところ
低く太い声しか出ないから
そこに課題に感じられていらっしゃるんですよね。
 
はい。
素晴らしい気づき!
 
そう。
喉を開くとまさに声は太く
低い印象の音色になります。
 
昨日もちらっとお話した中で
ウクレレとギターのお話をしたの
覚えていますでしょうか?
 
ギターとウクレレって
見た目とか形とか似てますけど
ネックの長さもボディの大きさも
全然違いますよね!
 
ギターの方がネックが長くて
ボディも大きいと思うんです。
共鳴させるための空洞が大きい。
 
 

そしてそんな
ギター音の方が
印象は
深くて低くて、太い
印象があると思います。
 
ウクレレの方が
可愛らしい
高い音の印象があると思うんです。
  
 

人間の声も一緒で
楽器を広く使えば声は
太くて低い印象の音になるんです。
 
なのでその逆
楽器を狭く使えば
声の印象は細くて高い印象になるんです。
 
これは歌で使うにはコツが要りますが
理屈としてはこういうことなんですね。
 
 

声ってね
多分みなさんが思ってる以上に
すっごい自由自在なんです。
 
 

そりゃ勿論生まれつきの声質というのはあります。
 
生まれつきの体の構造によって
みんな一人一人違う。
背の高さがみんな違うようにね。
 
 

持って生まれてきた声質はある。
 
でも

声色は変えられるんです。


ちょう自由自在です。
 
 

軽い女性らしい細い音を鳴らす発声
パンチのきいた芯のある力強い音を鳴らす発声
太くて深い音を鳴らす発声
優しくて温かみのある音を鳴らす発声
天使みたいな透き通る音を鳴らす発声
 
発声法っていろいろあるんです。
 
 

だから一番の理想を望んでいいよってこと。
 
 

どんな音色を出したいのか?
どんな歌がどんな声色で歌えるシンガーになりたいのか
これを自由に描いて欲しいのです。
 
 

これは生徒さんたちのことですが
柔らかい歌しか歌えないって
格好いい歌は向いてないって言っていた生徒さんが
パンチ聞かせて格好良く歌ってる方
いっぱいいますw
 
自分はこういう歌しか歌えない・・
というセルフイメージを
壊すことができるのも
発声法の素晴らしい力じゃないですかね^^
 
 

理想を自由に描いていいよって言われたら
みなさんはどんな音色で
どんな印象を与えらえる
シンガーになりたいですか?
 
 

ってことで!!!!!
 
 

今日の体験コーナー!
 
 

喉触って
つばごっくん飲んでみてください。
 
 

喉動きましたか?
 
 

喉仏触って
もう一度いってみましょう
 
 

はい。どうでしょうか?
 
 

喉って思ってる以上に
可動域広いんです。
 
この喉の位置
声の道と書いて声道の長さが変化するだけでも
声の印象は大きく変わるんです
 
 

この喉の位置が低いと
声道は長くなり
喉が広くなる。
するとこういう声
 
そしてこの喉の位置が高いと
声道は短くなり
こういう声
 
 

これが発声に活かせるわけですね。
 
 

なので
「喉は開いた方がいいのか?」
は、どんな声色を狙うかによる、です。
 
必ずしも喉を開いて歌う必要があるかと
言ったらそれは必ずしもそうではない。
 
喉が狭いからといって間違いじゃないし
発声的にもそれ自体が危険なわけではないのです。
 
声のビジョンによる、目的によるよってこと。
 
鬼滅の刃の主題歌を歌っていたLiSAさんも
サビを歌う時は特に声道はすごく短いです。
かといって空洞は大きいんですけどねっていう
これが味噌やねw
 
歌で本当に使うにはコツが要りますが
そんな内容も考えて少しずつ出していけたらいいなと
思ったりします。
 
 

空間を開いたら太くて丸い印象の声
空間を狭めたら細くて芯のある印象の声
 
どっちがいい?ってことです。
どっちでもいいんです。
 
プロの歌手の方々でも
どっちのパターンの方も
同じぐらいいるんじゃないでしょうかね^^
 
 

ということで、
ぜひ楽しんでやってみてくださいね!
 
 

読んでくださってありがとうございます!
 
 

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