中国語ドラマ備忘録⑯:「在暴雪时分」(日本語訳:吹雪の中で/英語タイトル:Amidst a Snowstorm of Love)
ドラマ関連記事でウー・レイ(呉磊/吴磊)の新ドラマが海外ロケという情報を元にそれは観たい!と思い、是非リアルタイムで追っかけようと決めた。私の予想は韓国ドラマ「愛の不時着」。スイスでの綺麗な風景がとても印象的で、今回のウー・レイのドラマはフィンランドロケということでちょっと楽しみであった。
そもそもウー・レイ主演のドラマを観たことはなかった。それなのになぜ今回ウー・レイのドラマが観たかったかというと、子役から演技の世界に入り国民の弟みたいな感じで若手イケメン俳優としてブレイク。子役時代作品(特に「琅琊榜」)しか注視していなかったのでディリラバ「長歌行」も途中挫折したし、今度こそ観なければという使命感でもあった。
ドラマの始まりはタイトルの如く吹雪のフィンランド・ヘルシンキ。おっつ、来たぞ、ヨーロッパの街並みとワクワクしながら観始めた。しかし、大雪のヘルシンキ、そしてウー・レイとチャオ・ジンマイ(趙今麦)の恋愛事情しか内容が進まなく、全30話なのに半分過ぎた頃にようやく中国や他の人々のストーリーが並行してきた。ストーリーの中でも「九球」ってワードがすごく出てビリヤードの「ナイン・ボール」かーなんて思っていたら、それも後半に入った頃に試合風景がようやく出てきた感じでした。
24話まで観て、ようやくなんか試合も出てきたしなんて思ったら、テンセントのYouTubeで観ていた私は思いがけない事態。なんと25話からはメンバーオンリーになってしまった。調べたら全30話であと6話。どうしようか?今更課金してまで観る内容か?イリーガルサイトで観る?いや、それはアカン等と色々考えた末にもう最後もどうなるか見えてるし、百度の分集剧情であらすじ読めば十分と判断し、24話にて鑑賞終了とした。
ドラマの内容はちょっと薄い気がしました。大々的にフィンランドロケと歌っていたけど、フィンランドでロケする意味はどこにあったのか疑問。暴雪を表現したいのであれば中国でもいいしと思ったり。
ただ、フィンランドロケではヘルシンキのトラムや地下鉄、などが撮影に多々出てきて、その風景を見れてそこは良かった。
24話までしか観てないが、①外国での出逢いの恋、そこに②スポーツにかける青春、③家庭事情というテーマで、結局最終的にはどれがメインだったのかは観る側の個人差であろう。
①作品名:「在暴雪时分」
(日本語訳:吹雪の中で/英語タイトル:Amidst a Snowstorm of Love)
2024年2月2日~テンセント、东方卫视にて開始
②出演
ウー・レイ(呉磊/吴磊):子役~一気に人気若手俳優に
③トピック
中国でビリヤード競技が盛んであると勉強になった。半分以上海外ロケだったが、内容はちょっぴり薄く感じた。海外ロケ、主役の2名が人気俳優ということで中国では人気が高かったようだが、内容はどうだったのかの寸評は多くはなく、もはやロケ規模(制作費)、出演者(人気度)だけでドラマは
進行しているんだなと肌感覚。