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#17 岩下智子フルート塾 「音楽のやり抜く力とは?」

こんにちは!フルーティストの岩下智子です。

最近話題になっている本で、ハイディ・グラント・パルパーソン著の『やり抜く人の9つの習慣』がありました。そこには、「成功者は才能があったから成功できたのか?」という問いかけに、「そうではない、成功者には思考や行動の共通点があった。」と書いてあります。その本の内容が音楽家にもかなり当てはまりますので、今日はその話題を取り入れ、音楽における「やり抜く力」とは、はたしてどんなものなのか?をテーマに私の独断と偏見でまとめてお話したいと思います。この記事が皆様のフルートの上達、興味に何かしら、お役に立てましたら嬉しいです。

▮ 目標を具体化する

例えば、自分は将来、音楽家になりたい、有名になりたい、楽器がうまくなりたいと、ただ単純に夢を追いかけるのではなく、そのためにどんなことをしなくてはいけないのかを、具体的に考え行動することが大事です。

音楽家になるには、音楽全般の専門的な知識をもつことが肝心であり、

それを細分化すると、
楽器の奏法を習得し、
音楽史、音楽理論を学び、
和声・ソルフェージュをやり、
ピアノが弾けて、
プログラム作成など企画力があって、
プロモーション力があったほうがいい。

などなど、夢を叶えるためにやらなくてはいけないことがたくさんあることに気づきます。そのためには、何をしたらいいのかをひとうひとつ考えていくのです。このケースを解決する近道は、音楽の専門カリキュラムがある音楽大学に進学することは、ひとつの大きな第一歩です。

もちろん、自分自身でやらなくてはいけない最低のことは、毎日数時間練習すること、そして、レッスンをいい先生のもとで受けること、これも重要なことですね。

皆さんにとって、その他の目標があっても、同じように具体的に考えて、一度整理してみると、自分のやらなければいけないことが自ずと見え、必要なことが浮かび、それをひとつひとつ解決していくと目標は達成されることでしょう。このように、まずは、目標達成への行動計画を作成することが第一歩です。

▮ if-then プランニング

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