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受動的な感情 と 能動的な感情

受動的な感情 と 能動的な感情
そして、満たしたニーズ・・・


<電車の中での出来事>

親子3人が電車に乗ってきた。
お母さんはわたしの向かいに座り、お父さんと息子はドア横に立っている。


電車は混んでおらず、みんな一席間を空けて座っているような状態
お母さんの横に座っている女性が、家族の存在に気づいて、
一席横にずれて、お母さんの横が空いた。
わたしの両隣も空いている。


お父さんと息子さんが座りたそうな仕草を見せれば、
わたしは左右どちらかにズレようと思っていた。
でも、ふたりは携帯の方を見ていて、そんな素振りはない。
わたしは、そのまま動かないことにする。


そのとき、お母さんが、お父さんをツツいて、わたしの側の席を指さした。


その時に感じた『受動的な感情』は、
居心地の悪さ、心がザワザワとする感じ。
「あ、配慮が足りなかった」と、内向きジャッカルも一瞬発動。
それは、「わたしには十分家族をケアする余裕はあったのに、
していなかった。」という残念さ。


そして同時に『能動的(に得ようとした)感情』は、
ホッとすることや、解放感かな。


そして取った行動は、スッと立って、2ドアくらい離れた席に移動すること。
そして結局、お父さんと息子は、ドア横に立ち続けることを選択していた。


その時にわたしが満たしたかったNeedsは、一瞬の中にたくさんある。

親子へ向けて
貢献したいことをわかってほしい
配慮、ケア、

そして自分に向けて
スペース、守ること、余裕、気楽さ、解放される自由、心地のよさ、快適さ。


この、外向きと内向き、両方のNeedsを満たして、一番自然な行動を瞬間的にとったんだなぁ。


そして、そんなわたしを見て、お母さんはどう思っただろう?
わたしの行動も、彼女にとっての外的刺激となることは確かだ。


「気を遣わせてしまった」とか、バツの悪い思いをしてないかなぁ。
もしそうだとしたら、彼女のどんなNeedsが満たされなかったんだろう。
気楽さ、自分のNeedsを満たす能力が、
意図せぬところに効力を発揮してしまった気まずさ、とかになるのかなぁ。


家族3人で、お出かけ。
よい思い出の一日になるとよいな。

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