見出し画像

家を心地よくしたいすべての人へ インテリアコーディネーター歴20年の私がたどり着いた今


はじめに

こう見えても?、インテリアコーディネーターを26歳から始めて約20年になります。
建売、売建、戸建て、リノベーション、マンション、モデルハウス、店舗、別荘などを手掛けてきました。我ながらすごいと思います☺
飽きっぽい私が20年も続けるとは・・・。
インテリアコーディネーターはなんか華やかな感じがしますが、実際は全くそんな感じではありませんw
日本ではまだまだ価値が低く、なかなか建築業界では認められていない感じかな~???
インテリアコーディネーターと一言で言っても幅が広く、戸建て専門、マンション専門、店舗専門、カーテン専門、キッチン専門等など、建築にかかわるそれぞれの分野にわたります。
私は、住宅が主で特に戸建てを中心に仕事をしてきました。
そんな私が思う「住む」とはなにかをお伝えしていきたいです。

準備に時間をかけよ!

家を買ったり、建てたり、借りたり。いろいろな「住む」方法はあります。
その前に考えてほしいのは、準備段階に時間をかけてほしいこと。
みんな、土地を選んだり、建築会社を選んだり、することには時間をかけると思います。もちろんとても重要なこと。でも、心地よい家を作るための準備に時間をかける人はどのくらいいるでしょうか。
思い浮かぶ家をもっと具体的に、もっと見える化する。SNSでも雑誌でもなんでもいいです。自分の思い描く生活をどこまで細かく考えていますか?
家族で話し合っていますか?コミュニケーションとれていますか?
家はゴールではなく、豊かな人生の道具の一つ。あくまでもサブキャラなんです。

家づくりは自分自身を知ること!

私が、ずっと大切にしてきていることそして家を心地よくしたい人に伝えたいことは、(新築戸建てに限らず、分譲マンション、賃貸マンションなどなど)家を心地よくしたいのであれば、自分自身をまず知ってください。とお伝えしたりしなかったり・・・wというのは打合せの中でこの言葉を使わないでお伝えしたりしているので、伝えたり伝えなかったりという表現。
なぜかというと、家を建てることや便利にすることがゴールではなく、その先に、「どんな人生にしたいのか」が必ずあるから。
だから、初めに皆さんにお願いすることは、「自分に本当に必要なものは何か」「自分がどんなものが好きなのか、嫌いなのか」「どんな人生にしたいのか」「誰のための家なのか」を考えてもらいます。
世の中、建築やインテリア雑誌はあふれていますよね。当然流行りもある。
流行りに惑わされていないか、見た目だけを気にしていないか、家族(夫、妻など)に合わせすぎていないか、自分の本音は言えているかどうかなど、
自分と向き合ってほしいです。

正直でいるということ 遠慮はいらない

一緒に打合せをしている中で、正直であることがとても重要と感じます。
というのは、本音が見えないと望むものが引き出せないから。
私も正直さをとても大切にしています。
合わないものは合わない。お客様の生活スタイルにはマッチしない。など正直にお伝えしています。遠慮はいりません。もちろんお客様も遠慮はいりません。お互いに吟味して最終決めていきます。

と家を持つ前に準備段階としてこんなことを考えてほしいなと思います。
再度言いますが、家は豊かな人生のサブキャラです。主役はそこに住む人。
インテリアコーディネーターも当然サブキャラです。建築会社も。
素晴らしい人生のサポートができたらうれしいです。

いいなと思ったら応援しよう!