心と身体の症状
今晩は
前回より日が空いてしまいました
申し訳ございません
この間に、実家の天草へと帰省して参りました
天草へは羽田から熊本空港まで飛び、それからレンタカーを借りて車を走らせること2時間半ほどで着きます
世界で一番小さな空港である「天草空港」行きの便もあ
るのですが、乗り継ぎ時間調整が難しいため、車が必然の田舎町ということもあり、毎回レンタカーです^^
今回は一人暮らしをしている母の様子を見るというミッションを兄から受けていたため、毎日温泉に行ったり、ずっと一緒に行動していました。
しかし母の行動量は、私の3倍程です。よくあんなに動けるものだと思います。
家の前の畑には野菜も植えています。
そんな元気な母ですが、2年前の3月、お隣の方より、「母が入院した」との連絡を頂いたことがあります
大変驚き、翌日の便ですぐに病院へ駆けつけますと、高血圧でしたが、症状はすぐに治まりなんともないとのことでした
しかし2日間の初めての入院。そして初めての病院食に、ことあるごとに、入院で体力が落ちた(ベッドに寝たきりなので当然ですね)ということを言っています
ですが、身体の症状と心には密接な関わりがあることを知っている以上、母に尋ねてみたのです
「2年前に高血圧になった時、何かいつもと違う事がなかった?」
すると母は
「あった」と言うのです
何でも身に覚えの無いことをお友達から言われて、すごく腹が立ったそうです
その時に頭がカーッとして具合が悪くなったらしいのです
もしやとは思いましたが、まさに感情を身体が表わしてくれたのですね
耳が遠い母にはそれ以上質問することはやめましたが、感情と身体のことを伝え、自分だけが知っていれば良いのだから、聞き流した方が良い、自分の身体が傷ついてしまうと言うことを伝えました。
母は「もうわかった」と言ってくれましたが、一人暮らしなので話相手も居ず、ある程度は仕方のないことかもしれません
ですが、今まで何も病気をしたことのない母が、一瞬で高血圧になってしまうほど、心が身体に及ぼす影響は大きいのだと心から思いました
そして、私もこれまであまり母の話を聞いてあげてこなかったことも反省です
人は自分の話を聞いてもらえるだけでもとても安心できるものです
深刻な症状が出る前に周りが気付いてあげられると良いですが、側にいないと難しいですね
しかし何より、自分自身が自分の身体と心との関係に気付けることが一番ではないでしょうか?
また母には、もっと怒りの感情を味わって貰ったら良かったと反省点もありました
人は感情に蓋をして、十分に感じ切らないからこそ、溜まったものが症状に出てしまいます
もしあなたにも何らかの症状があるとしたら、自分の心を覗いて見る必要があるかもしれません
小南奈美子氏は「病は気から」の中でこう言っています
どんな感情でも、本当に、ただ感じてしまえば消えて無くなる
いやな感じは、感じたくないために押さえつけてしまったり、「腹が立つ」などその感情にラベルをはって(ネーミングして〕感じたような気になってしまったり、感じているのに感じまいと抵抗したりします。略
何であれ、抵抗すると継続します。
くどいようですが、感情は感じるままに正直に感じることが必要です。感情は悲しさ、怒り、寂しさ、恐ろしさといった簡単なことです。私たちが感情だと思っているほとんどは、考えや説明、批判、評価や判断、思い出話です。それはそれで気がつき、客観視できればいいのです。
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