斎藤佑樹選手引退に思うこと
こんにちは
先日の10月16日
日本ハムの斉藤選手の引退スピーチの一部をTVで拝見しました。
きっとご覧になられた方も多いのではないでしょうか?
今日はそのことについて書かせていただきますね。
以下その一部です。
ファイターズファンの皆さま、入団してから引退する今日に至るまで
温かいご声援をありがとうございました。
にもかかわらず、皆さまのご期待に沿うような成績を残すことができず、本当にすみませんでした。
ファイターズに入団してから11年間、ファンの方に喜ばれたいと思って、
チームの勝利に貢献したいと思って、必死で腕を振り続けてきました。
そうすることで、自分の居場所が見つかると思い、投げ続けてきました。 諦めて、やめるのは簡単。どんなに苦しくても、ガムシャラに泥だらけになって最後までやり切る。
栗山監督に言われ続けた言葉です。その言葉通り、どんなに格好悪くても、
前だけを見てきたつもりです。ほとんど思い通りにはいきませんでしたが、
やり続けたことに後悔はありません。
私自身は、長男が小学校の間ずっと少年野球チームにお世話になっておりましたが、特に野球について詳しくもなく、誰かのファンであるわけでもありません。
ですが、このスピーチを聞いていて
胸がキュッと閉まる様な切なさを感じたのは
私だけではないのではないでしょうか?
そして、斉藤選手が何故怪我や体の不調に見舞われてしまったのか?
その答えがそのスピーチの中にあると感じました。
更に、学生時代の好成績とのギャップの意味
それは一言で言えば学生とプロとの違いと言えるでしょうが
終始、結果を求められるプレッシャーや責任との戦い
ファンの期待に応えたい
チームに貢献したい
そのこと自体が他人軸だったのではないかと思えます・
自分の居場所を見つけるために
常に不安や恐怖・イラショナル・ビリーフ
(真実とは関係のない思い込み)
に追い込まれる日常だったのでは?
3年ほど前に
「もう好感度なんてどうでもいいんだ!」と
強い口調で言われていたこともあったそうです。
人間は期待されると答える性質があると言われますが
過度に感じてしまうのは苦痛でしかありません。
自分から湧き出るエネルギーには限界がありませんが
振り絞るエネルギーは、いつか枯渇してしまう。
そんなことを感じたスピーチでした。
今後は、斉藤選手本来の人生を過ごされますことをお祈りしたいと思います。
ところで、あなたは如何ですか?
こうしたらあの人に悪い
自分がしなければ、周りに迷惑をかけてしまう
ちょっと無理だと思っても
他人にばかり気兼ねをして
自分に無理をさせてしまう
そんなことはありませんか?
自分を大切にしてこそ、周りも大切にできる
すると、ハッピーな人が増えて世の中が平和になる。
そんな好循環を起こすためにも
あなたの中の自分軸を心から応援しています。