炎天下で咲くポーチュラカへの憧れ
今、私の家の玄関先にポーチュラカが咲いている。
ポーチュラカ、ハナスベリヒユともいう。
ずいぶん前に園芸の本でポーチュラカの写真を見てから、
うゎー!かわいい!こんな風に育ててみたいなー
と思って、毎年春になって、ポーチュラカの苗を見つけると買うことを繰り返している。
そして、毎年私の理想とはかけ離れた可愛くない花姿となりガッカリを繰り返している。
今年は理想に近い感じで咲いてくれている。
白、薄いピンク、濃いピンク、赤、オレンジ、黄色。
白が少ないけれど、奥に白のニチニチソウがあるから、暑苦しさがない。
ニチニチソウはピンクや赤もあるけれど、白だけにした。
このニチニチソウは2年目でリビングの部屋で冬越しをさせて、より大きな株となった。
私がポーチュラカを園芸の本で見て憧れた写真を見たくなって探したらあった。
平成13年の本だった。
20年間も毎年春に苗を植えては、
あーこんなじゃない!私の理想はもっといろんな色がバラバラにあって、白や薄いピンクが多めで・・・来年また植えようっと。
これを毎年繰り返しているのだ。
ポーチュラカは夏の炎天下の中でも元気に咲く。
水やりが数日できなくても、葉っぱに厚みがあってサボテンみたいだから、数日水をやらなくても平気。
ペチュニアのように雨に打たれて花びらが溶けて夏の間休むわけでなくて、
雨にも負けず暑さにも負けず元気に咲いているのが好きで、色の種類が豊富で挿し芽をしてバラバラに植えれば
カラフルなドロップみたいに可愛くさいてくれて、子どもの頃好きだったドーナツ型のカラフルなドロップを思い出す。
植物は失敗するとまた来年がんばろーとなる。
失敗してすぐやり直せない。
1年も待たなくちゃいけない。
野菜も同じ、来年はこうやって、ああやって、あれを試してみよう、とか常に考えている。
私にあと何年来年があるのか、永遠に来年があると思っていて、自分でも笑えてくる。
柚子を育ててみたいと思うけれど
桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年
というから、柚子は無理かな
今年も小玉スイカが育ってくれて昨日から食べている。
今日も収穫して写真撮った。周囲40cm。
まぁ、美味しかった。良かった!