ヘルシンキ観光1日目🇫🇮【ヨーロッパ旅行7日目】
※ こちらの記事は長文です🙇♀️
8時起床。
昨夜、到着したばかりの宿なので、シャワー周辺の仕様が分からなくて手こずる。海外旅行って楽しいけど、新しい環境に素早く順応しないといけないのは少し苦手だ…
9時に出発し、ヘルシンキ中央図書館(Oodi)へ。外は曇り。
ザ・北欧デザインの建物。見渡すと洗練されている家具ばかりで本当にお洒落。さらに3Dプリンターが設置されていたり、ロボットが本を運んでいたりして、最新式の図書館だった。入館手続きも無いので気軽に来れるのも良い(ベルリンは事前登録が必要だった)。居心地がいいので、しばらくソファに座ってぼーっとしていた。絶対にもう一度行く!!
お腹が空いたので、昨日スーパーで買ったシナモンロールを食べるために外に出る。
日本のシナモンロールより癖が強い味…。日本で食べる海外発祥の食べ物の多くは、日本人好みに変えられているんだろうなと思った。
甘いパンを食べてると、コーヒーが飲みたくなる。フィンランドはコーヒー消費量が世界一と聞いたので「是非ともコーヒーを飲んでおきたい!」と思ったけど、節約もしたいので、まずはコンビニへ。
早速、キオスクでコーヒー売り場を発見!
コーヒーと紙コップが何種類か用意されていて、自分で紙コップにコーヒーを注いで、その後に会計するシステム(これが分からず、3つのキオスクをはしごしたw)。1杯2.5ユーロと日本より割高だけど、カフェに入るよりは安く済んだ。
ベルリンではコーヒー売り場も、コーヒー片手に街を歩いている人も見かけなかったので、ヘルシンキのどのキオスクにも充実したコーヒー売り場があって驚いたし、フィンランドのコーヒー文化を強く感じた。
駅のベンチで、シナモンロールとコーヒーを食べ終え、次の目的地であるマリメッコ本社へ向かった。今日は移動が多い予定だったので、1日乗り放題チケット(9ユーロ)を購入した。
地下鉄と徒歩で30分ほど移動して、マリメッコ本社に到着。
建物の外観からマリメッコデザインで心が踊る。
ショップでグッズを見ると欲しいものが沢山あった。「やっとここにこれた!」という嬉しさから財布の紐が緩みそうだったので、昼ご飯を食べることにした。
マリメッコ本社のランチといえば、社員食堂!
メイン料理が食べられるランチセット(14.9ユーロ)か、スープセット(13.5ユーロ)の2種類から選べて、私はランチセットにした。ここでケチケチしてらんない!!
メイン料理以外はビュッフェ形式。
野菜やチーズ、果物、パスタ、パンなどから好きなものを選んでいく。
メイン料理を受け取り、完成したプレートがこちら↓。
食器とカラトリーとナプキンはマリメッコデザインで、可愛すぎる🤤✨味は申し分なく美味しくて、量も沢山あって大満足。これが14.9ユーロ(2,500円程)はコスパが良い気がする。
周りにはマリメッコの社員さんも沢山いたので、自分がマリメッコ社員になった気分で食事をした。海外で働くのはやっぱり憧れる💭 近くの席では、おそらく中国人であろう社員さんが同僚と英語で話していて「アジア人でも能力があればこういう会社で働けるのかな」と淡い期待を抱いたりした。
その後、ショップで買い物。
欲しい物が沢山ある中から慎重に吟味して、9ユーロ(1,500円)のタオルを買った。アウトレットなので日本で買うよりも断然安い!
次の目的地は、イッタラ&アラビア・デザインセンター。
外に出ると雪が降っていた。3月下旬なのに、ヘルシンキの気候はまだまだ冬(札幌より雪は積もってないけど…)。
地下鉄とトラムを乗り継いで、デザインセンターに到着。ヘルシンキ中心部より少し離れている場所にあった。
珍しく看板に日本語も書いてあって、ここが日本人に人気な場所だと分かった。1階のショップを通り過ぎて、8階のミュージアムへ向かう(口コミで割引クーポンが貰えると見たのでw)。
ミュージアムでは、アラビアやイッタラの歴代シリーズがずらりと展示されている。実は私もアラビアのムーミンマグカップと、イッタラのマグカップが家にあるので、いつも以上に展示を楽しむことができた。
帰り際にスタッフさんに声をかけてもらい、割引クーポンをもらって、いざ1階のショップへ。イッタラとアラビアの商品がずらりと置かれていて、テンションが上がる。一部の商品は割引表示になっていたりした。
私が目を惹かれるのは大好きなムーミングッズ。
アラビアがムーミンのマグカップやお皿を作っているので、ショップにはムーミングッズが沢山売られていた。欲しい…!
でもグッと堪える。なぜなら、明日に行く予定のムーミン美術館でグッズを買う予定だからだ。物を増やしすぎるとリュックに入らず持ち帰れないので、今日は我慢することにした。
少し疲れたので、建物内にあった図書館で休憩。
北欧デザインの贅沢な椅子(↑青色の椅子)に座って、図書館の無料Wi-Fiを使ってYouTubeを見た。居心地が良すぎて、日本にいると錯覚してしまう😂
次はカンピ礼拝堂へ。トラムに乗ってヘルシンキ中心地に戻り、途中で近くのムーミンショップに寄った。
明日のムーミン美術館まで、グッズ購入は我慢(泣)つらい… バックパックじゃなくてスーツケースでくれば良かったと何度も後悔した😭
その後、カンピ礼拝堂へ。外見は超スタイリッシュ!
ここは別名「静寂の礼拝堂」と呼ばれていて、中は撮影禁止。
会話を控えるようにと注意書きの看板もあるので、礼拝堂の中はすごく静かだった。外は大都会なのに、中は無音。その差に驚いたと同時に、久々に静かな空間で気持ちを落ち着かせることができた。かなり良い!
礼拝堂を出ると、外が晴れていた🙌
ヘルシンキはまだ冬だから、晴れはめったにないんだろうと思って(仮説)、急遽、ヘルシンキ大聖堂へ向かうことにした。目的は綺麗に写真を撮ること一択😂
「天気、崩れるなよ〜」と願いながら、地下鉄で移動して到着すると…
ベストショット👏 ヘルシンキ大聖堂は思っていたよりも大きくて、大迫力!
久々に晴れにテンションが上がる(ベルリンはずっと曇りか雨だったので)。嬉しいなぁ🥹
大聖堂の前には高い階段があり、ヘルシンキの街を見下ろすことができた。
天気が良いって最強!この景色を見ながら、ずっと一人でテンションが上がりっぱなしだった笑。
その後、公園のベンチで少し休憩して、デザイン美術館へ。
実は昨日、宿のボードに『今週火曜日はデザイン美術館が無料』と書かれていたのを見て、時間があれば行ってみようと思っていた。
実は、これが海外美術館デビュー日。
社会人になってから美術館に行くのが好きになり、東京に住んでいた頃は美術館によく行っていたので、海外でも挑戦したいと思っていた。
荷物をロッカーに預けて、いざ展示室へ!
0階(地下1階)には、フィンランド出身の女性アーティストの作品が置かれていて、現代アートのようだった。Google翻訳で訳しながら説明を読むと、なんとなく作品の意図は見えてきて、案外面白かった。
次に1階。フィンランドのデザイン文化を学べる展示だった。
文字が多くて全ての説明は読めなかったけど、フィンランドの繁栄にデザインの存在は大きかったのだろうと分かった。北欧デザイン、奥深い…
最後に2階へ。これが一番面白かった。
テーマは「Garden(庭)」。世界中の庭に関する美術作品をプロジェクトで見たり、第二次世界大戦の頃の庭に関するポスターから時代背景を読み解いたり、現代における理想的な庭についての展示をみたりした。
新たに知ることも多くて、楽しく見て回ることができた。さらに、自分が海外の美術館も充分に楽しめると分かって嬉しかった。
その後、今日最後の予定である、かもめ食堂へ向かう。
去年の冬に映画『かもめ食堂』を見て、その時に「一度は行ってみたいなぁ」と思っていたので、日本にいる間に予約をしていた。
デザイン美術館から、徒歩15分ほどで到着。
内装は映画とずいぶん違ったけど(16年前の映画だからそりゃそうか…)けど、外の景色は映画で見たまま!
さらに、映画のポスターが貼られていたり、映画に出ていた女優さんのサインが飾られているのを見て、「実際のかもめ食堂にこれた!」と実感して一気にテンションが上がった。日本人の店員さんで、注文も日本語だったので、なんだか日本に戻ってきた気分だった。
料理は少しお高めなので、単品でサーモン丼を注文。
味は正直うーん…という感じ(笑)。
日本で食べられる海鮮丼と比べて、少し味が違う。トッピングが違う(レモン、キムチ、たくあん、ミニトマト等が入っている)のもあるけど、酢飯が現地の人向けの味付けなのかなと思った。
ご飯を食べ終わると、もう19時。
明日のタンペレ旅行(≒ムーミン美術館)を調べると、電車の事前予約が必要と知って焦るw。まずい💦「帰りはヘルシンキの海岸から夜景を見ようかな〜」と思ってたけど、note更新の時間も考慮するとそんな余裕はなさそうだったので、20時前には宿に戻った。
明日のタンペレ旅行、無事に行けるかな😂?!
明日の更新をお楽しみに。