「大事なこと」だけに集中する10
☆他人の価値観に振り回されない
不機嫌な人の中には、まわりの人の価値観に合わせようとする人がいます。
他人の価値観に合わせることばかり考えていると、イライラが増えてきます
たとえば、女性誌などを読んで影響される人は、
「今年のモテる髪型はコレだ」という特集があると、
そうしたほうがいいと思い込みがちです。
その女性誌が「今年の流行はこうだ」と別に価値観を示すと、
その都度、自分を変えていかなければいけなくなります。
誰かの価値観に合わせようとするとイライラが尽きません。
実際には、自分の好きな男性がどう思っているかはわかりません。
髪の毛が長いほうが好きなのか、ショートが好きなのかはわかりません。
また、好みというのは案外コロコロと変わっていくものです。
スリムな人が好きなのか、ぽっちゃり型が好きなのか、
服装はどんなものが好まれるのか、など考えても切りがありませんので、
自分の信じるようにやったほうがいいと思います。
若い男性は、デートに行くときにデートマニュアルのようなものを調べて、
「相手が喜ぶだろう」と思うような店を選ぼうとします。
ミシュランガイドの三つ星の店がいいと思い込んでいる人もいます。
しかし、その店を相手の女性が好んでくれるとは限りません。
自分が食べたいものを選んだほうが、後悔は少ないはずです。
「これを食べたらすごくおいしかったんで、もしかしたら、
喜んでもらえるかと思ってこの店にしたんだ」と言ったほうが、
相手にはインパクトがあります。
初めてのデートなら、
「私こんな店イヤ」と言う女性はまずいないと思います。
もしそういうことを言ってもらえるのであれば、
ホンネを言い合える関係と見ることもできます。
そもそも、一回デートを失敗したくらいでくじけていては、
深いつきあいはできません。
「こういう店は好きじゃないんだな」ということがわかっただけでも、
いいことです。
次は別の店に行けば、
「こういう店に来たかったの」と言ってもらえるかもしれません。
そうすれば、最初の失敗が生きてきます。
男性も女性も同じですが、まず自分のやりたいようにやってみて、
それで失敗したらそこから学んでいけばいいのです。
~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~