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#164 東大寺大仏殿(金堂)の四天王像


1.東大寺の四天王といえば


奈良、東大寺の四天王といえば、戒壇院戒壇堂の四天王立像が超有名ですよね!

天平彫刻の最高峰とされる国宝。


別名「佐々木」(違)こと、広目天様の表情が印象的です。


私ってば、どうも絶対的エースたる「ご本尊様」よりも、そのエースを支える人々(脇侍)の中から推しを見つけるのが好きみたいなんですよね。


四天王界でいえば、もっといえば「広目天」といえば、戒壇院! というのが常識と言っても過言ではない(多分)。


けれど、戒壇院に行ったことがない(大仏殿からちょっと歩かないといけない)ので、「どちらがすごい」はいえないのですが…。


2.巨大な盧舎那仏を守護する迫力の二天


私としては、金堂(大仏殿)の四天王を押したいのです!


四天王と言っても、立像の形でおわすのは二天のみ(残りの二天は頭部のみ)。頭部で予算使い切っちゃったらしいです💦



でも、あの大きな盧舎那仏様を4分の2天でお守りしているの、すごくない? 普通にすごくない?


そして、何よりかっこいいのですよ!!!! めちゃくちゃでかいし!


初めて東大寺に行った時、小学校の遠足(関西在住だったので)だったのですが、その時は「ふぅ〜ん」って感じで、しかも「大仏さんめっちゃでっかい!」という感想のみ。四天王の存在すら知りませんでした。


のちに、仏像にわずかながら興味を持ち始め、大仏殿に行った時、大仏殿の四天王の甲冑のかっこよさに普通に惹かれました。


もうね、甲冑がめちゃくちゃかっこいいんですよ!(大事なことなので2度言いました!)


闘う気まんまん! なんです。やるのかオルァッ! という声がします。


時代がもっとくだって社会が平穏になると、四天王もずいぶん穏やかな感じになってくるのですが、この時代は社会情勢が不安だったんですよね。だからこそ、大きな盧舎那仏を造立することになったのですよね(建物は「建立」。大仏様は「造立」というようです)。


オフィシャルサイトに写真がないので、個人の方のブログ記事をリンクさせていただきます。


個人的に広目天様は、ライター(文字を書く人)の守護神だと思っています。


中国語通訳をしていた頃、中国のお客様に「四天王は武器を持っているけれど、広目天は筆と巻紙を武器としている」とお伝えしたのです。


その時、「それじゃあ、広目天が一番強いんだね」とおっしゃっていただいき、めちゃくちゃ嬉しかったことを覚えています。


「ペンは剣より強し」という言葉がありますが、文章を書くものとしてその「意味の重さ」をしっかりと意識していたいな、と思っています。

3.おまけ〜巨大に思えた小さな穴〜


東大寺といえば、大仏殿の柱にある小さな穴。


柱の穴くぐりをすると、願望が成就したり、無病息災が得られるという言い伝えがあります。


小学生の頃、くぐりましたが、「こんな大きな穴、誰でもくぐれるやん」と思った記憶があります。


大人になってその穴を見ると「えっ! こんな小さかった?」と驚きました。


ダイエットが成功した暁には、チャレンジしてみようかな、と密かに思っております。


今日はここまで。またタイマーかけるの忘れた…💦
所要時間は多分15分くらいかな。
今回も読んでくださって、ありがとうございました!

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