私はまだ何も知らない

もう40歳も過ぎて、りっぱにおばさんになってきたというのに、こどもも育ててきたのに、仕事もいろんなことができるようになったというのに…私はまだ何も知らない。

思えばあっという間の半生だった。
学校の帰り道、オンブバッタ捕まえて遊んだことが、つい昨日のように思い出される。
小さな畑が点在していた帰り道。
オンブバッタの背中に乗っているのは子どものバッタだとずっと思ってたけど、調べたら「オンブバッタのオスがメスの背中に乗っているのは、次の交尾をさせないためで「交尾後ガード」と呼ばれる行動です。 オスは楽をして移動するために乗っているのではなく、次の交尾が起こることを物理的に阻止するために、メスの背中に居座るという行動をします。」だって。クソじゃねーか。

若い頃と中身は変わってないって話。
同じようなことを、何回も聞いたことがある。私も同じようなことを言い続けるのだろうか。

最近、昔を思い出して…あのときこうしていれば、もっとよかったのに…と思うことがよくあります。
クソな夫のことだって、いいときもあった、なんて。
たぶん、現状が不安なんだな。
そして未来も不安。
そんなとき、人は昔をなつかしむ。
ただ単純に、年を取ったと言うことかもしれないけどね。

いろんなことに挑戦して、続かない半生だった。細々と続いているのはブログくらい。
私は何者にもなれなかったんだな、と、事実を受け入れられるようにはなった。
続けることができないと、人は何も成し遂げられない。というのも、この年になるとよくわかる。
続けられることを見つけた人間の、勝ちなんだ。

最近はただ仕事して、家族のためにご飯つくって、のんびりゲームしたり推し活したり、愛おしい生活だ。
この生活がずっと続くといいなと思ってしまう。
幸せだから、不安になる。そんなことある?と思ってたけど、そんなことあった。
これも初体験だな。
まだまだ、私は知らないことがたくさんある。
いま、幸せだけどさ、親の介護問題とか、自分の健康問題、こどもの進学問題…この先の道の険しさにおののいてしまう。

ま、でも、なるようになるだろうし、未来の心配をしている時間があったら、対策を立てたり…もがくしかないよな。
そして楽しむということを、忘れちゃいけない。

うん、まとまった!
こんなかんじでいこう。
やっぱいいね、文字にて思考の整理。


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