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プラスチック回収日から考えるごみ

私が住む地域では毎週火曜日がプラスチック回収日です。今までプラごみと自分では言っていましたが、正確にはごみではありません。どのくらいのパーセンテージか分かりませんがリサイクルしているのでしょう。再資源化しやすいように指定の出し方があるので、ただ燃やすだけでないことを祈るばかりです。

他の地域も同じでしょうが、ペットボトル、瓶、缶、古紙、古布、段ボールなどもリサイクルしようと回収しています。埋め立てや燃やしてしまうよりはリサイクルできるならそうすべきでしょう。ただ、リサイクルするのだから大量に消費していいとは思いません。回収していく大きな車も沢山のエネルギーが必要ですし、リサイクルするにしても工場、薬品、水、エネルギーが不可欠でしょう。それなら埋めたり燃やしたほうが効率がいいかもしれないので、そんな人たちの言い分も理解は出来ます。とはいえ、地球規模で考えると大量生産、大量消費、大量廃棄の時代は終わりました。このままでは環境が破壊され、未来の人間は地球に住むことができなくなるかもしれません。化石資源も無限にあるわけではないのでいずれ枯渇するでしょう。

では、我々はどのような生活をすればいいのでしょう?

産業革命以前の生活に戻るのがベストかもしれませんが、現代の便利なテクノロジーのある日常を体験してしまった人類が、もはや原始的とも思えてくる時代に巻き戻るのは無理と思われます。とはいえ、できる人はそうしていくべきだし、都会の暮らしに別れを告げている人も既に多く存在しています。私もそうしたいのは山々ではありますが、畑の多い地域とはいえ町の暮らしから脱することはできていません。煩悶することも多々ありますが、普通の暮らしの中で何ができるか、実践していくかが大事だと思います。

約1ヶ月分のプラスチック、袋麺など多め

ゼロウェイストという言葉は無駄や浪費をなくしてごみをなくすという意味です。生活で出る全てのものを再利用できればごみはゼロにできます。一人暮らししている私の1ヶ月分のプラスチック量は写真の通りでした。燃やすごみは数ヶ月に一度で、ペットボトル製品はほとんど買わないのですが、ネットで注文すると段ボールや梱包材がかさばるのが困り物。生ゴミは畑に持っていき、紙は畑のマルチかわりにします。服などは綿や自然素材なら土に還りますし、破けても縫えばしばらく使えます。もっとごみを減らせるような気がしますが、意識はしつつもあまり根を詰めすぎないことも続けるには大事なことでしょう。日常で実践していることはまた書いていこうと思います。

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