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大人と子供の狭間

大学は4年で卒業した方がいい。休学も、休養もしない方がいい。

実質的に一年浪人して、休養のために、一年半休学した僕はそう思う。

自分一人を取り残して、自身を取り巻く色々な要素が変化していく。

友人達は卒業し、社会人となる。兄弟妹は、「正しい時の流れ」に沿って、自立していく。

寂しいものだ。

みんな一緒にスタートを切ったはずだったのに、少しずつ、少しずつ、そして、徐々にペースを上げ進んでいく。まだ、彼らの背中は見える。でも、少しでも、つまずいたり、転んだり、休んだりしたら、もう追いつけない。

できれば、みんなと同じペースで走りたい。同じ景色を見てみたい。少し、欲を言えば、トップで走りたい。だけど、なんか、、、出来そうもない。

だから、自分のレースを走ることにした。一人で走るレースは、孤独と混沌との戦いだけど、自分のレースだったら、真っ直ぐ、胸を張って、飾らずに走れると思う。

そんな、こんな、してたら、自分も少しずつ成長して、みんなと一緒に走られる日が来るかもしれない。そんな少しの希望を抱いて、前を向き、走っていきたい。

大人と子供の狭間。曖昧で、孤独で、矛盾に溢れた時間。もしかしたら、人の1.5倍くらい長いかもしれない。でも、1.5倍くらい面白い大人になれるかもしれない。




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もくん
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