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マーケターにとって人的資本は必須領域ではないか?
困ったことに、良いアイデアというのはいつでもたくさんある。あなたとチームが実行できるキャパシティにはとても収まりきらない。
マーケティングの難しさは、戦略を考えることよりも組織をつくったり、動かしたりすることにあるな…
と改めて感じる機会が増えてきました。
組織を動かす=リソース獲得のためになっていないか?
組織を動かす=予算獲得や実行リソース調達のための合意形成する。
このような考え方が多いように感じています。
最近は、この考え方ではうまくいかず、「本質的に組織を強くするとは何か?」を考える必要があると考えるに至りました。
ヒントとなる人的資本
最近、聞く機会が増えてきた「人的資本」というキーワード。
大企業だけが開示のために使うキーワードだと捉えられがちですが、
組織をつくる、動かす役割を担うマーケティングに関わる人こそ理解するべき概念だと思っています。
人的資本を強化するとは?
マーケティングと人的資本の関係性を整理した図がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1730320622-BX6KeHJxVhY4MmovjRqrGcsA.jpg?width=1200)
マーケティング戦略と人的資本強化と人件費はつながっている
戦略をつくった後に大切となるのは、
・実行できる組織をつくること
・その組織をつくるために適切な投資をすること
です。
真ん中の人的資本の領域は、7分野・19項目に分かれる考え方が経済産業省・伊藤レポートにより示されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1730319390-iRXV8hp17xLw4z0FmKjHvysa.jpg?width=1200)
7分野19項目の内容を、どのように考えて、マネジメントし、強い組織をつくるのか?
この問いと向き合うことが、マーケティングを中長期的な視点で成功させるためにも必要だと感じています。