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2025年の #マーケティングトレース コミュニティ方針について

2018年にマーケティングトレースのコミュニティを立ち上げてから、少し時間が経過し、そもそもの #マーケティングトレース の意味合いも変わってきています。

このタイミングで改めて、コミュニティ方針を言葉にしておきたいと思います。

コミュニティのコンセプト

何を大切にコミュニティを運営していきたいのかを、改めて言葉にしてみます。

マーケティングの実験コミュニティ

改めて、企業・組織ではなく、コミュニティだからこそ、自由な発想でマーケティングを捉え直す場をつくっていきたいと考えています。

活動:記事発信だけではなくイベントを中心に

2025年は、オンライン・オフラインともにイベントを増やしていきたいと考えています。

2023年~2024年はnoteで記事公開を中心としましたが、もう一度、関わる人同士がつながる場を増やしていきたいと考えています。

なので、月2回を目安にイベント実施をしていきます。
※note記事は今後も書き続けます。

マーケティングトレース実践、フィールドワーク、読書会など参加者同士で一緒に考える場をつくっていきたいです。
何かノウハウをお伝えするウェビナー形式は、実施しない予定です。

学びのテーマ・キーワード

こんな視点を学ぶコミュニティをつくっていきたいと考えている内容です。

マーケティングの基礎(フレームワークや行動パターン)を学ぶ環境は、既に他の方々もたくさん実践されているので、
フレームワークや成功パターンの外に出る思考を学ぶ場にしていきたいと考えています。

1. 人文知

人や社会を捉え直す眼差しを磨く

人文知とは、その営みを覆う世界を読み解き、再構築していくことで生み出される知のこと。

日常の仕事・生活の作法を捉え直すために、文化人類学で使う2つの態度をテーマにしていきたいと思います。

一. 異質馴化
異質なものを自分にとってなじむ形に翻訳し、理解しようとすること
二. 馴質異化
自分にとってなじみあるものを異化する、つまり自分の当たり前だと思っていたことを、見方を変えて新たに見つめ直すこと

マーケティングの外から学ぶマーケティングという連載をNewsPicksのトピックスでもっています。
この連載はマーケティングを再定義することをテーマにしているのが、このトピックスで書いている内容を深く学ぶためのイベントは増やしていきたいです。

2. システム思考

部分最適ではなく、全体最適を考える視点。
部分というのは、企業における役割分担の話だけではなく、社会や地域を含めた全体最適を目指せす思考の可能性を探っていきたいです。

システム思考は、システミックデザインと呼ばれ、デザイン業界には浸透しつつあります。

この考え方をマーケティング業界に持ち込んでいきたいと考えています。

マーケティングトレース自体も、フレームワークに沿って戦略を分解していくトレーニングではなく、
・企業活動の要素同士のつながりを読み解く
・企業と顧客・社会の関係性を読み解く

をシステム思考をもって読み解く方法をメインにおいていきます。

3. 生成AI時代のマーケティング

おそらく、多くの人が興味があるであろう生成AI活用に関しては、人文知やシステム思考をベースにおきながらも、有効活用する可能性を探っていきたいです。

あくまで、生成AIの活用方法や業務の効率化ではなく、「マーケティングの可能性を広げる・深めるためのAIとの付き合い方」を考えていけたらと思っています。

この記事で書いたような内容を一緒に実践もしていきたい。

コミュニティの参加方法

この数年は、メンバーシップ限定で記事公開をしたり、イベントをしたりということを行なってきました。

今後は、オープンにスポットで参加もできる仕組みに変えていきます。

メンバーシッププランは、過去のnote記事閲覧、最新投稿記事、有料イベントの無料参加ができる仕組みとして続けていきます。

興味あるイベントだけ参加したいという方は、上記のPeatixでイベント情報をチェックしていただけたらと思います。


2025年、改めてマーケティングの可能性を面白く探索できるコミュニティをつくっていけるよう頑張ります!

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マーケティングトレースのnoteメンバーシップコミュニティです。 マーケティング思考を深めたい、少…

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