1次情報と強制的に向き合うこと
最近は、1次情報の取り扱い方を意識するようにしています。
社会人になると(もしくは学生の時でも)1次情報に当たって判断をしなさい、と一度は言われたことがあるのではないでしょうか?
しかし、意外と1次情報に当たって判断をしている人は少なかったり、当たっていても少しだけ・・・となってしまっている人は多いと感じています。
そもそも1次情報とは?
こちらの川手さんのnoteにわかりやすくまとまっています。
一次情報とは、自分が情報源である情報のことを示します。
一次情報を取得することの重要性は全ての人が理解していると思いますが、一次情報を取るのは、手間と時間がかかるため、優先順位は下がってしまう。
そのため、かなりの人が1次情報より2次情報を取得する時間が長くなってしまっているのではないでしょうか?
これは、目の前にスマホやパソコンがあれば、ググって調べられるから。また、ググって調べて知っていることが評価されるからといった要因だと考えています。
自分自身の情報インプットルールをつくること
では、1次情報のインプット量をコントロールするために何から始めると良いのでしょうか?
実践されている方の例を元に考えていきましょう。
ビジネスデザイナーの濱口秀司さんは、クライアントとミーティングをする前にデスクトップリサーチはしない、と仰られています。
理由は、バイアス(思い込み)を作りたくないからとのことです。
こちらの動画の中で話されています。
濱口さんがどんなインプットルールをもっているかを整理すると、
・クライアントのミーティング前に2次情報を脳に入れない
・余計な情報は脳の中に入れない
といった形でしょうか。
ルールがなければ、気づいたら即取り組める「ネット検索」に動いてしまうのは当然です。それだけiPhoneやGoogleのパワーは強烈です。
意思決定する前に確認したいこと
何か意思決定をする際に、下記の3つの問いに答えて、自分が1次情報に当たって判断できているか?は確認するようにしたい。(実験的に導入中)
1次情報を元に判断をしているか?
1次情報を先に確認する癖を持てているか?
1時情報と二次情報の比率をコントロールできているか?
2次情報からわかったつもりになってしまうことは危険。
そして、わかったつもりになって意思決定することはさらに危険です。
二次情報に偏った意思決定はNG!くらいのルールをつくって情報収集ができると、結果としてアウトプット効率も上がるのではと考えています。
どこから来たものかかわからないものを食べたくないと思うのと一緒で、ソースがわからない情報インプットはなるべくしないようにしたいところです。
まとめ
1次情報インプットの優先順位を高めるためには、ルールをつくって徹底すること
以上本日の日報でした。
最近はアートサイエンスをキーワードに、本を読んだり情報収集をしています。
アーティストが自分の感覚から発想したり、サイエンティストが実験から原理を導き出したりする思考は、ビジネスに持ち込みたい。