マーケティング思考は日常生活の中で身につけよう-マーケターにとってのフィールドワーク-
みなさんマーケティング思考のトレーニングはどのように行っていますか?
本日は、最近考えているマーケターの筋トレ=日常の中でマーケティング思考を磨く方法をご紹介します。
マーケティング思考はどうやって鍛えるのが良いか?
本を読む、有名なマーケターの講演を聞きに行くなど、学ぶ方法はたくさんあると思います。
では、誰でもすぐにできて、習慣化できる方法は何か?
答えは日常生活です。
日常生活の中でマーケティング視点で物事を眺める習慣をつくることが大切だと考えています。
日常でマーケティング思考を磨く方法
ではどうやって日常の中でマーケティング思考を磨くのか?
トレーニング方法をご紹介します。
お昼休み、帰宅前、早朝、営業の移動時間・・・15分あればできるはずです。
スマホでゲームする時間があったら、このフィールドワークだけやってみてください!
飲食店や小売店を訪れた際に下記を言語化してみる
・STP分析を箇条書きでメモ
・効果的なマーケティングキャンペーンをメモ
・1日の来店者数と平均単価から売上予測メモ
・売れ筋商品を予測してメモ
・そのブランドのSNSをチェック
自分はこのトレーニングを、マーケターのフィールドワークと喩えています。
書を捨てよ町へ出よう
コンビニに行く習慣でもマーケティング思考は磨ける
毎日コンビニを訪れる習慣がある人は、この後すぐにできます。
下記のトレーニングを毎日続けてみてください。
セブンイレブンに行く人を例えに解説します。
①毎日セブンイレブンに行く
②セブンイレブンのSNSを全てフォローする
③関連ニュースは毎日チェック
④競合の店舗視察を時々実施
⑤毎日の気づき、変化をメモする
⑥自分がマーケティング担当だったら何を仕掛けるか考えてみる
⑦学びをTwitterやnoteでシェア
もちらんセブンイレブンでなくてもOKです。
自分が一番日常生活で使うサービスや、愛着のあるブランドの、マーケティングにどっぷり浸かってください!そして、どっぷり浸かる中での気づきを言語化してみてください。
必ずしもフレームワークを活用する必要はありません。
自分なりに言語化してみることがポイントです。
言語化すると、わかっていること、わかっていないことが明確になります。
自分はどう感じて、どうしたいのか?
マーケティング筋を鍛えるために大切にしたいのは、この2つの問いを日常の中で持ち続けることだと考えています。
自分だったらどうするか?=当事者性
自分はどのように感じたか?=市場と向き合う態度
この2つの問いを日常生活の中で持ち続けることが、マーケティング思考を鍛えることに繋がると思うのです。
マーケティングトレースで推奨しているフレームワーク分析は時間が取れないし、敷居が高いという方は、ぜひ日常生活の中でできる、フィールドワークを実践してみてください!
成果を出すマーケッターは24時間マーケティング思考です。
思考を変えるためには、日々の視点を変えることが大切なはず。