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2021年4月を写真でふりかえる
ほろ酔いで文章を書くとろくなことがない。といいつつ、音楽を聴きながら、酒を飲み、横にいる犬の温もりを感じながら、フワッとした気持ちで太ももに乗せたPCに指を走らせる時間は悪くない。
毎月やろうと決めている一月のふりかえりも滞りに滞っている。もう7月だ。いつものことだがそんな自分にうんざりする。しかしながら初夏を感じながら初春を思い出す時間など。ふふ、どうだい。素敵なものではないか。ポジティブにいこうポジティブに。では、4月。自分は一体何を撮っていたのだろうか、ふりかえるとする。缶詰のツナとハイボールがうまい。
4月10日
雪が降っている。エゾリスの足跡だ。2匹で戯れあっていたんだろう。
季節が進んだり戻ったりするこの季節。
秋田県VS甲斐犬。キュンキュン言いやがってハナから戦意喪失の甲斐犬。お前には甲斐三兄弟の熱い血は流れていないのか。
時間があったのか散歩の距離も長い。そこか遠出するわけでもなく、近所をブラブラ、写真欲も湧かず、ボーッと何かしていたのだろう。何をしていたのだろうか。わからない。
どこかへ消えたと思ったら鹿の骨を拾ってきたカイ。はいはい。よかったねー。
毎日の散歩。日に日に増える野鳥が楽しみだった春。この写真はホオジロ。
家の前に遊びにくるエゾリス。
家の中でぐーたら寝るカイ。枕うまく使いやがって。人間か。
4月14日。まだ白鳥たちはいた。この日は、白鳥の湖上の空にビヤーっと伸ばしたヒコーキ雲が美しかった。
湖畔の森に散策へ。
犬は喜ぶ。ダニも犬が来て喜ぶ。僕は迷惑。
川にはオジロワシ。
お尻フリフリかわいいキセキレイ。
畑の際にかわいらしく鳴き飛び回るノビタキ。
ヤナギの新芽の中さえずるアオジ。以外に綺麗な囀りなんだよな〜。
電信柱にとまるオオジシギ。
振り返ると鳥の写真や散歩中の写真が多い。というか4月はそれしかなかった。きっと何かを撮りたいわけでもなく何かフワフワしていたんだろう。春は野鳥に目がいく。繁殖のため旅鳥たちが南からやってくるからだ。しかも日に日に新しい声が聞こえてきたりするから面白い。
あ、今初めてアオジの声をきいた。おい、カイ聞こえたか。あ、今初めてウグイスの声を聞いた。おい、カイ聞こえたか。あ、オオジシギだ!まってたぞ〜。あ、あ、あ!
そんな毎日の発見が面白いのだ。別に何かに力む必要はない。そんな春だったことを思い出す夏のはじまり。木々の芽吹きが楽しかったのが懐かしく思えるほど森は鬱蒼としている。鳥たちも子育てを終えただろうか。