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#4 「万能な藻琴山」 2022.1月
辺りは真っ暗。朝5:20。目的を抱えて藻琴山へと入った。
目的1. ガイドツアーの下見
目的2. 積雪状況と道具のフィールドテスト
目的3. 撮影
目的4. 滑走
仕事も趣味も詰め込みすぎだが、仕方がない。やっと山が仕上がったんだ。待ちに待った。一気にやりたいこと大放出となるのも仕方あるまい。そしてその全てを受け入れてくれる寛容な藻琴山が、僕は大好きだ。
まだ日の出前。ここから日の出までの色の変化に注目していただきたい。
エビの尻尾。
足元にはシュカブラ。これもまた美しい自然の造形だ。
稜線に出ると強風が吹く。そこに光が射す様が厳かで美しい。
斜面の確認。この辺は最低でも2人いるときに滑りたい。
斜面の確認。この辺もそう。しかし仕上がってきたな。ヨダレがでる。
稜線を振り返る。
2022年は自撮りにも精を出すことにした。
積雪深140〜160cm。標高尾800付近南東斜面の弱層テストも行った。
安全な場所をまず1本。ファーストラック。
別な斜面へ、登り返す。
うさぎの足跡がかわいい。
もう1本おとしたライン。自分だけのシュプールと、雪の反発を感じたふとももの感覚にニヤつきながら、沢をこえまた反対側へ登り返す。
邪魔にならず塩梅の良い場所で今年購入した道具の現場チェック。
MSRのフロントレンジ。かなり使い勝手良さそうだ。床がなく1ポールでたつのがすこぶる良い。そして軽い、コンパクト。冬は1人でもコレを使いそうだ。
そうこうしているとひょっこり現れた友人。7:30ごろに稜線で会おうやとなんとなく合わせていたのだが、何やら腹の調子が悪かったらしい。この時13:30すぎ。まぁそんな感じもこの山のいいところだ。
雪や斜面の状況、次回の撮影ポイントなど会話を交わし別れる。下山して駐車場所でまどろんでいたら早々に降りてきた。顔に傷をつけながら笑顔で。車のライトもつけっぱなしで。バッテリー上がらなくてよかったね。
帰り道。中島に光が射した。ついてる。
photo: 2022.1.20
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