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ナオスケ氏を「人権侵害肯定派」と呼んだことについての釈明

日野智貴

　先日、私はナオスケ氏と灰色の熊氏から性的指向を決めつけられるという人権侵害を受けたため、謝罪を求めました。

　しかし、最初はナオスケ氏に同調していた灰色の熊氏も謝罪こそしなかったものの事実上の訂正をしましたが、ナオスケ氏本人は謝罪どころか訂正も未だにしていない状態です。

　逆に、ナオスケ氏は次の2点について私へ謝罪を求めてきました。

①私がナオスケ氏を「Trans Revolution Activist」と呼んだこと。

②私がナオスケ氏を「人権侵害肯定派」と呼んだこと。

　この2点についての返答は、先にナオスケ氏が謝罪乃至訂正をした後にしようと思っていました。

　また、私の予想では性的指向を決めつけたことに関しては、形だけの謝罪をすぐにすると思っていましたので、謝罪どころか訂正も未だにしていないことには、正直、想定外でした。

　私を嫌っていると公言している灰色の熊氏でも事実上の訂正をしたのに、どうしてナオスケ氏は親しいであろう灰色の熊氏の忠告も聞かないのか、甚だ疑問です。

　しかも、ナオスケ氏は「日野以外の人と話し合いたい！」と執拗にリプを送り、私には謝罪はおろか、話し合いすらしないと言う意向をわざわざ私に示してきました。

　以上の経緯から私はナオスケ氏が謝罪する可能性が著しく低いと判断し、誠に残念ではありますが、彼をブロックすることとさせていただきます

　ただ、ブロックする際には、本来彼の謝罪後に説明するはずだったことを説明するのが筋だと思うので、説明させていただきます。

　まず①ですが、これは私がナオスケ氏を「TRA」と呼んだことについて、TRAの略称を「Trans Revolution Activist」と半ばふざけて言ったことについては、お詫び申し上げます。

　ここで言うTRAとは「身体性別よりも性自認を尊重する人」や「身体性別を重視する人にトランスジェンダー差別のレッテルを貼る人」を指します。これらはトランスジェンダー当事者の多くが求めていない主張です。

　これを私は「Trans Revolution」と表現しましたが、半ばふざけた表現であったので、これでナオスケ氏が不快に抱かれたのであれば、心より謝罪します。

　一方、②については、一切謝罪も訂正もする気はございません。

　現に根拠なく私の性的指向を決めつけるという卑劣な人権侵害をしているナオスケ氏ですが、彼は単に私への誹謗中傷をしているだけではなく、そもそも、人権意識そのものに重大なバグがあります。

　風俗やAVがその存在そのものが人権侵害であることについて異論は無いと思われますが、彼は私のAVや風俗への反対論を必要に非難しています。

　つまり、風俗やAVと言った人権侵害を積極的に肯定しているのです。

　言うまでもありませんが、私はゲイの存在を無視など、していません。

　AVを見る人の圧倒的多くはヘテロセクシャルですが、ではAV廃止論はヘテロセクシャル無視なのでしょうか？そんなこと、ありません。

　AVという人権侵害を肯定する目的でゲイを利用するのは、それこそゲイへの差別です。ヘテロセクシャルでも真っ当な人はAVを見ませんが、それはゲイも同じであるはずです。

　AVに不快感を示しているレズビアン当事者もいるのですが、ナオスケ氏にはそうした当事者の存在は目に入っていないようです。

　ナオスケ氏は、私の中学・高校時代のツイートのスクショらしきものを提示して私への批判をしています。

　あくまで一般論として、中学・高校時代の私の言動と今の私の主張が違うことは当然あり得ますし、そもそも、私はアセクシャルを自認したのが2019年になってからですので、セクシャルマイノリティに関する意見は当然その前後で大きく変化しています。

　なので、私はナオスケ氏が提示しているスクショが本物かどうかも確認していませんし、仮に本物であったとしても、何か言い訳をする気はありません。もしも中学・高校時代の私の言動に問題があったのであれば、言い訳をするよりもこれからの行動で信頼を回復するよう努力をするのが筋だと思うからです。

　しかし、ナオスケ氏は中学生や高校生の言動を槍玉に挙げる前に、成人の自分が人権侵害肯定のツイートを公言していることをまずは恥じるべきではないでしょうか？

　そして、AVや風俗を公然と擁護するナオスケ氏を人権侵害肯定派と呼ぶことに何ら問題は無い、と考えます。

ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。 拙い記事ではありますが、宜しければサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートは「日本SRGM連盟」「日本アニマルライツ連盟」の運営や「生命尊重の社会実現」のための活動費とさせていただきます。