【夫婦別姓】和田浩明さんマスコミ関係者がデマを流すのは良くないよ？

　毎日新聞の記者である和田浩明と言う人がこんなデマを流していて仰天した。

選択的夫婦別姓だと、どちらの「家」の名前も残りますね。同性婚でも、跡継ぎの算段はできますし。 https://t.co/oPllbKWhK9

— 和　田　浩　明💉💉/ H i r o W a d a #現場に感謝 (@spearsden) February 11, 2022

　いま議論されているいわゆる夫婦別姓とは「戸籍婚における選択的夫婦別氏」のことであるが、これは「名字は家名では無く個人の名前である」と言うことを前提にした制度である。

　つまり、戸籍婚における選択的夫婦別氏を導入すると同一戸籍同氏の原則が破壊され、日本人全員が家名を喪失することとなる。

　従って「どちらも『家』の名前は残る」と言うのは明白なデマであり、「どちらも『家』の名前を失う」と言うのが正しい。

　どうしていわゆる選択的夫婦別姓推進派はこの類のデマを平気で流すのであろうか？良心の呵責は無いのであろうか？いつも疑問に思うところである。

　いわゆる選択的夫婦別姓反対派はあくまでも「同一戸籍同氏」の原則が破壊されることを批判しているのであって、夫婦で名字が異なること自体を否定しているのでは、無い。

　現に国際結婚における夫婦別氏には誰も反対していない。それは「同一戸籍同氏」の原則を破壊するものでは無いからである。保守派が「夫婦で名字が異なること」そのものに反対していると言うが如きは、専ら左翼勢力による印象操作のためのデマである。

　実際、私は夫婦で名字を別々にしたい人の為に「同一戸籍同氏」の原則は維持する「婚姻制度選択制」と言うものを提案している。

　なお、いわゆる選択的夫婦別姓推進派はこの婚姻制度選択制を明確に否定している。

　さらに一部の「戸籍婚における選択的夫婦別姓推進派」は私の立場が立憲民主党の綱領に違反していると言うようなデマまで流していた。実際には立憲民主党の綱領のどこにも「選択的夫婦別姓」など記されていないのであるが、恐らく彼らは「基本政策」のことを言っているのであろう。ちなみに、立憲民主党の党員には綱領に従う義務はあるが、基本政策についてはケースバイケースであり、党員の思想信条の自由は最大限に認められている。

　そのことを前提にしても、そもそも婚姻制度選択制は別に立憲民主党の基本政策に違反しているわけでは無いのであるから、私が立憲民主党の綱領に反していると言うのは真っ赤なデマなのだ。

　「戸籍婚における選択的夫婦別氏」推進派の皆様は、まず、デマを流すことを止めることから始められることをお勧めする。