中絶の実数が公称の数倍もある事情
日本での人工妊娠中絶の件数は、年間16万件を超えており、これだけでも老衰で亡くなるより多くの赤ちゃんの命が、何らかの事情で失われている、ということになります。
しかし、実際には表に出ていない闇中絶の件数はその3倍から5倍はあると言われており(一説には、十倍近く)、「日本人の最大の死因は堕胎」と言う人もいるぐらいです。
こういうと「プロ・チョイス」を装った「アンチ・ライフ(生命軽視派)」の人が
「中絶の件数を水増しするな!女性差別だ!」
等と言う意味不明な攻撃をしてくるので、日本最大のフェミニズム系NPO法人「WAN」のHPにも載っている体験談のリンクを貼ります。
これは「医者により半強制的に中絶をさせられたが、カルテを見ると自然流産だった」というものです。
これだけだと一部のケースと思われるかもしれませんが、これは女性側が子供を産みたいと思っていて、訴訟になったケースですから表に出ているのです。
実態はどうなのか。実際に多くの妊婦さんと赤ちゃんのいのちを救っている「いのちを守る親の会」理事長の大熊良樹先生の文章が新聞に載ったので、その画像を引用します。
こうした闇中絶は、医者にとっては「ドル箱」だという側面もあります。
施術自体を闇に葬っている以上、税制申告をしなくとも「バレない」からです。
日産婦は今でも優生思想の間違いを公式には認めていません。医療業界からして「いのちに線引きをする」生命軽視の世界になっているのですから、闇中絶が公称より多いのもある意味では必然です。
これは「名もなき赤ちゃん」の話に見えて、今の社会の根本的な課題を浮き彫りにしているのです。
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