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フラワーデモ主催者を“排除”する「パートナーズゆるCafe@東京」のミスジェンダリングは許せない!

 自民党の人間が悪いことをすれば心置きなく批判できるが、立憲民主党の人間が同じことをすると怒りと同時に哀しみと戸惑いも起きる。

 今回の件では、“加害者”が立憲民主党の構成員である「党員」ではなく、非構成員(党友)の「パートナーズ」であったのが、不幸中の幸いではあるものの、外部からすると党員もパートナーズも一緒だ。

 何が起きたのか。それは立憲民主党のパートナーズ有志が開催した「パートナーズゆるCafe@東京」なるイベントにおいてだ。

 これは「女性限定イベント」なのであるが、なんと「女性」を「男性」扱いして排除したのだ。しかも、その女性はフラワーデモ茨木の主催者である。

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(5月25日追記:上記ツイートが削除されたので、上記ツイートに付随していた画像を追記します。)

 よもぎもちさんは身体女性で性自認も女性。どこも男性として判断するべきところは無い。

 ただ、Twitter上の一人称は「僕」であるから、性自認が男性と判断されたのかもしれないが、一人称だけで性別を判断するのは「ミスジェンダリング」と言う人権侵害の一種である。

  立憲民主党の綱領には次のように記されている。

私たちは、性別を問わずその個性と能力を十分に発揮することができるジェンダー平等を確立するとともに、性的指向や性自認、障がいの有無、雇用形態、家族構成などによって差別されない社会を構築します。
私たちは、一人ひとりが個人として尊重され、多様な価値観や生き方を認め、互いに支え合いつつ、すべての人に居場所と出番のある共生社会を構築します。

 ツイートの内容で「お前は女性ではない!」と言うのは、個性を尊重する立憲民主党の綱領に反する行為である。

 立憲パートナーズには党員とは違い、綱領に従う義務はない。ただ、組織規則に次の規定はある。

第13条
協力党員及びパートナーは、政治倫理に反する行為ならびに党の名誉及び信頼を傷つける行為を行ってはならない。

 今回の件で、立憲民主党への信頼を失った人たちがいる。党員としてもパートナーズの暴走はいい迷惑だ。

 立憲民主党にとってフラワーデモ主催者の意見を汲むことは必要なことのはずである。

 私はあまり弁明めいたことは言いたくないが、立憲パートナーズが党員では無いことを「党の名誉及び信頼」を守るために強調せざるを得ない。

 二度とこのようなパートナーズの暴走で立憲民主党の評判が下がることの無いよう、立憲民主党党員として激しく願う。

 そして、このようなミスジェンダリングが人権侵害であることを、多くの人に知っていただきたい。

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