本当はアセクシャルも同性愛者と同じぐらいいたのに・・・電通の「13人に1人はLGBT」という“自覚無きAce差別”
なんか、とても辛い気持ちだ。
国立社会保障・人口問題研究所人口動向研究部の釜野さおり第二室長による研究結果を見て、だ。
釜野室長が悪いのではない。逆だ。釜野室長の調査によって、私は「自覚無き差別」の存在を、再認識できたのだ。
電通により“水増し”されたものと“無視”されたものと
かつて「13人に1人がLGBT」という、真偽不明の情報がマスコミ等で広まっていた。その調査をしていたのは、電通だ。
正直、この調査自体、今改めて見ると気持ち悪いものだ。
LGBTに関する市場規模を「5.94兆円」と算出し、「レインボー消費」なる言葉を作っている。
■LGBT層を起点とする消費スタイルを"レインボー消費"と位置付け
・今回の調査では、LGBT層当人の消費(家電・AV機器、家具・インテリア、化粧品、カルチ
ャー活動などで一般層より消費が活発)のみならず、その周辺の一般層でLGBT層を支援・支持することによって生まれる消費(LGBT層をサポートする企業の商品・サービスの利用意向53%)にも着目するなど、さまざまな人間関係が社会に受容されることで生まれる消費の可能性を導き出しました。DDLではこれらの消費のスタイルを "レインボー消費"と名付け、今後さらに調査研究を続けていきます。
(「電通ダイバーシティ・ラボが「LGBT調査2015」を実施」より)
電通は、セクマイを「商売道具」にする気だった、というのは果たして“被害妄想”だろうか?
後述するように、この調査における「13人に1人がLGBT」というのは、実は不正確な調査結果だった。
かつて私がこの調査結果に疑問を抱き、それをツイートしたときに「差別主義者」のレッテルを貼られ、激しい誹謗中傷に晒されたことは、忘れられない。
本当の差別主義者はどちらなのか。不正確な調査を基に、マイノリティを金儲けの道具にしようとした、電通では無いのか。
そして、自分がアセクシャル(正確には、フレイセクシャル)であることを自覚した今、電通による「もう一つの差別」にも気付かざるを得ない。
上記リンクから引用した、以下の図を見て欲しい。
私は、これを見て呆然とした。
まず、「性愛と恋愛は異なる」という、当然のことがここでは配慮されていない。
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