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慰安婦は「売春だからこそ」問題なんでしょ?矛盾していませんか?
韓国で慰安婦を「売春の一種」と言った大学教授が罪に問われたらしい。
慰安婦を売春婦扱いすると「慰安婦の被害を矮小化している!」と非難されてしまうのが、今の韓国の現状である。
その背景には、売買春自体を否定していない韓国の事情がある。2004年まで韓国では売春が合法であった。今でも売春合法化を求める声がある。
もっとも、日本でも「売春防止法」がありながら「風俗廃止はダメ!」とか言う自称フェミニストがいるから日韓両国は非常に似ている。人権意識の低さが、である。
慰安婦と言うと、日本だけの制度だと勘違いしている人がいるが、そうではない。アメリカ軍にもかつて慰安婦制度があり、大東亜戦争の最中はハワイに慰安所が作られ、占領下の日本にもRAAという慰安所を作ったが、米国本土にバレて問題になり、今度は逃げるように韓国に慰安所を作った。
韓国では米軍慰安婦に「政府の関与」があったことを認める判決が下ったが、政府が売買春を助長したこと自体が不法だとは認められなかった。
売買春自体が人権侵害だとしない限り、慰安婦の全てが強制連行だったという証明は事実上不可能なのであるから、慰安婦問題の解決など永久に行われない。
左翼勢力はやたら「強制連行だ!強制連行だ!」と叫ぶ。そんなことをしているから、ネトウヨに「強制連行じゃない例もあるじゃないか!」とツッコまれるのである。
どうして左翼勢力が「強制連行」に争点を絞るかと言うと、これが「風俗廃止」の議論に波及することを怖れているからである。
リベラル、左派と呼ばれる方たちと交流するなかで、慰安婦問題に関心を持っていても、目の前の女性の貧困、児童買春、性風俗問題に入った途端、ゴニョゴニョと言い訳して、搾取側に変貌してしまう。特に年上の男性。
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) August 18, 2020
ネトウヨ、極右、性差別者ではない。人権尊重派が変貌するのである。
上記ツイートはまさに正論であるが「許可を得た風俗業界を批判する行為を問題」という人が噛みついている。
性風俗業廃止論は貧困の解決にならない。それがわかっているからこそ人権尊重派は、まじめな風俗業者を攻撃する人権無視の藤田さんを攻撃する。藤田さんは性風俗業廃止論を貧困問題にすり替え自分を正当化しているだけ。
— 竹上将人(中小企業診断士) (@the_last_leaf) August 18, 2020
買春は現在の日本では犯罪行為です。ここでは許可を得た風俗業界を批判する行為を問題にしています。話のすり替えはやめてください。あなたは私を犯罪者よばわりしました。まず謝罪してください。
— 竹上将人(中小企業診断士) (@the_last_leaf) August 19, 2020
「買春」というのは、性行為を伴なわずに女性を性的に使用することも意味します。性行為を伴うものだけを売買春の中に含める考えはまったく一面的で、そんな理屈が通用するのは日本だけですよ。ところで「犯罪行為」でさえなければ、自分も買春するということですか?
— ポルノ・買春問題研究会|国際情報サイト (@appjp_kokusai) August 19, 2020
慰安婦が全員強制連行だった、と言うのは明らかに歴史改竄だし、売買春自体を否定しない、それどころか平時の風俗を擁護している人間が、本当に戦時において女性の人権を守る気があるのか、大いに疑問である。
平時において人権侵害している人間が、どうして戦時において人権を守れるのであろうか?
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