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武漢肺炎(Covid-19)を過剰に怖れないようにしよう!

 現在、武漢肺炎の流行でパニック状態になっている方が少なくないようです。

 ネット上では「みんな外出を自粛しろ!」「外出を自粛しない人はオカシイ!」といったコメントが散乱しており、中には「政府は一刻も早い都市封鎖を!」みたいなことを言っている人もいます。

 しかし、こうしてパニックになっていては逆効果です。冷静にならなければなりません。

「恐怖」「自粛」で事態は却って悪化する

 今回の武漢肺炎に限らず、ほとんどの病気は「感染」しても直ちに「発症」することはありえません。病気を予防するには「感染防止」と「発症防止」の二つの段階があります。

 今回の件で言うと、「一帯一路」だの「習近平訪日」だのに拘る政府により中国からの入国拒否を早急にできなかった時点で「感染拡大」はもう既に失敗しています。

 もっとも、武漢肺炎の潜伏期間の長さから考えると、政府が気付いたころにはもう既に新型コロナウイルスは日本に入り込んでいた可能性が高いです。つまり、今回の武漢肺炎騒動では政府に打てる手は最初から殆どありませんでした。

 そもそも、政府も「感染拡大」を“防止”するために自粛要請をしているのではなく、あくまで「感染拡大」を“延期”するための自粛要請です。

 一気にみんなが感染するよりも、じっくり、じわじわと感染していく方が良いだろう、ということなのですが、その割にはパチンコ店や風俗店の営業禁止には踏み込まないのですから、政府の本気度も疑われますね。

 まさか、現役閣僚が会長のパチンコ議連改め「風営法改正議連」(ちなみに、パチンコは風営法第二条適用店です)やSMバーに政治資金で通っている元閣僚の某税調会長に忖度した結果ではない、と信じたいですが。

 いずれにせよ、過剰に恐怖を煽って「自粛」しても「感染」を防ぐことは出来ませんし、逆に「発症」しやすくなるリスクもあります。

 と言うのも、恐怖心は人間の免疫力を下げるからです。恐怖心によって治る病気も治らなくなることもあります。

健康にも経済にも悪い「コロナパニック」

 恐怖心は人間の免疫力を下げるだけでなく、経済にも悪影響を及ぼします。

 事実、今回の武漢肺炎による「自粛」騒ぎにより、既に倒産してしまった企業も少なくないようです。

 ここで重要な事実を指摘すると、武漢肺炎による死者数はインフルエンザの死者数よりも少ないのです。

 アメリカやイタリアで死者が多いのは医療崩壊している事情もありますが、医療崩壊というのもコロナパニックにより些細な理由で病院を受診する人が増えたことが大きな理由です。

 そもそも、イタリアの死者数については、全員が武漢肺炎によって亡くなったわけではありません。重症化する人は元から別の病気に罹患している方が少なくなく、死因が武漢肺炎によるものか、他の原因によるものかは精査されていません。

 武漢肺炎の発症率の低さからすると、武漢肺炎以外の病気がコロナパニックによる医療崩壊で悪化して亡くなった人も沢山いたと思います。

 武漢肺炎を過剰に怖れることは、健康にも経済にも悪い、却って死者を増やす「百害あって一利なし」の態度です。

免疫力を上げるには「笑い」が一番

 昨日、私は京都光明地蔵院を参拝し武漢肺炎収束を祈らせていただきました。

 地蔵菩薩の真言は「オン・カカカ・ビ・サンマエイ・ソワカ」ですが、この「カカカ」というのは笑い声を表すサンリスクリット語です。

 笑いには免疫力を上げる効果もあります。武漢肺炎を過剰に怖れるよりも、よく笑って明るく日常を過ごす方が、余程良いです。

心を落ち着かせて冷静に状況を見ると・・・

 私はかつて京都府宇治市の宝蔵神社で修行していましたが、その宝蔵神社で使われている現代語のお経に『万物調和六章経』と言うものがあります。

 この『万物調和六章経』に宝蔵神社再興の祖であり「生命の教育」提唱者でもある光明思想家・谷口雅春先生の「天下無敵となる祈り」が収録されているので、その一部を引用させていただきます。

いかなる細菌も真菌もヴィールスも、
すべて“生”あるものは、
神のいのちを宿してこの世に出現するものであるから
“神の子”である私を
害することは決してないのである。
宇宙の一切の生命は、
唯ひとつの神の生命に生かされ、
唯ひとつの神の智慧に支配され、
導かれているが故に、
生き物たがいに相冒し合いて
病いを起すなどということはあり得ないのである。

 私には「神」というよりも「仏」という言葉の方がしっくり来ますが、ウイルスというのも神様、仏様のいのちの表れである、ということです。(ウイルスは正確には生き物ではありませんが。)

 しかし、武漢肺炎の恐怖に捉われている状態では、既に述べたように「症状悪化」「医療崩壊」「経済停滞」と言った、悪現象が現れてしまいます。それはなぜでしょうか?

 谷口雅春先生の孫で国際平和信仰運動指導者の谷口雅宣先生は「心が波立つとき」という文章で次のように述べています。

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